中原聖乃の研究ブログ

研究成果や日々の生活の中で考えたことを発信していきます。

先週、第4回ウェビナー実施しました。「生物多様性分野における研究と実践の隔たりを考える」

2018-11-05 15:02:29 | 研究報告

2018年10月29日、12時15分から13時まで、京王線南大沢にある、首都大学東京の大澤剛士さんの研究室にお邪魔して、ウェビナー。ウェビナーとは、インターネットで中継するセミナーのことで、私も地球研に入って初めて知りました。それなのに、いきなり私が司会進行役です。「人生の恥は掻き捨て」ということわざもあることですし(笑)、なんでもやってみることにします。

前回のウェビナーでは機械の不調で大失敗し、なにもできずに終わってしまったので、今回は失敗はできないと意気込んで臨みました。雲一つない富士山を見たところまでは順調だったのですが、新幹線を横浜駅で降りなくてはいけないところを、うっかり東京駅まで行ってしまい、その上京王線のダイヤが乱れており、開始20分前に到着。ぎりぎりでした。1時間半前に到着し、南大沢の駅でお茶でもするつもりだったのですが。。。

さて、大澤さんのお話は、データのオープン化です。ウェブ配信しているので、こちらで視聴できます。

https://www.youtube.com/watch?v=Pn7DAxgsIYo

大澤さんのご専門は、生態学。生態学を使って社会の問題を解決していく、というスタンスで研究をされています。生態学というのは、動物がなぜそういう行動をするのか、植物がなぜそうなっているのか、を明らかにする学問らしい(たぶん)。ただ、私の質問力が足りなくて、文脈から外れた具体的な質問ばかりしてしまう。オオバンゴンソウがどうの、とか、耕作放棄地がどうの、とか。。。本当は情報のオープン化に関する質問をすべきだったのですが、どうも形のないものを思い浮かべるのが苦手で、これから訓練せねば。

さて、大沢さんの主張は、データは基本オープン。そして相手の立場や状況を考慮して、なにをクローズにしていくか「みんな」で話し合う、というものでした。この「みんな」が難しいところだよなあ、と思いつつ、時間がきてウェビナーは終了しました。

ウェビナーが終わった後は、大学のフレンチレストランでランチ。こんなに洒落たレストランが公立の大学にあるなんて、うらやましい限りです。お食事をされているのは、ほとんど外からのお客さんでほとんどが女性です。大学の敷地は多摩丘陵地を切り開いて作ったらしく、とても気持ちのいい空間が広がっています。(が、写真が横になっています。もともと縦に撮ったのですが、ブログウェブに取り込むと横になってしまいます。どうしたら、縦になるのでしょうか。)

ウェビナーがたいした失敗もなく、思っていた以上にうまく行ったので、食もすすみます!ランチの時にも研究の進めかたについていいアイデアが出て、これから楽しみです。(ランチはピンボケです・・・)

今度から、ブログで事前告知が必要ですね。反省です。