今年になって地球研のFSプロジェクト『知の接合』に准メンバ―として加えていただいた。9月半ば、初の全体会議があった。多様な研究者、多様な分野、多様なアクターをつなぐプロジェクトだ。
実は前年度立ち上げた、地球研の共同研究プロジェクト『放射能汚染からの地域再生』、前年度末に、あっさりと継続審査に落ちてしまった。でも再応募をあきらめきれず、しばらく地球研のプロジェクトで修行させていただくことになった。
この研究会のメンバーは理系の方がほとんどで、自己紹介としてポスター発表があった。生まれて初めてポスターを作って、発表。といっても、ポスター発表って緩い感じなのですね。ちょっとほっとする。数年前に同位体の本を読んで面白くってのめりこんだのだが、今回はメンバーの中に同位体関係のポスター発表もあり、なんと奇跡的に意味が分かるところがある！
このポスター発表、結構気に入ってしまった。これ、みんぱくの最終成果の会議に使えないかな？大学に、ポスター印刷機はないだろうから。内容をA3用紙3枚くらいにまとめて、2時間くらい、お茶とお菓子を片手に、説明したり、質問したり。パワーポイントって、スライドが移ると前のスライドが見えないところがネックなんですよね。全体像が分かりにくい。その点ポスター発表は、一番言いたいところを、ボンっと真ん中に据えて、背景と結論を上下に書く。しかもポスターの位置を替えたりして、章立て順にも並び替えられて、本の全体像が一目瞭然！。これ絶対みんぱくの研究会でやってみよう！
とりあえず来年は、みんぱくの共同研究の最終成果を出す年で、さ来年度末までに英語の論文を５本以上出し、数年後の再チャレンジに備えます。
ところで、この時期の地球研出張は楽しい。8月下旬から9月中旬まで、ヤマグリの季節だ。正面玄関前の山の斜面に一本のヤマグリの木。さっそく拾ってヤマグリご飯にした。朝ごはんは、前の晩御飯の残りのとんかつと、野菜スティック。
