中原聖乃の研究ブログ

研究成果や日々の生活の中で考えたことを発信していきます。

第49回ビキニふくしまプロジェクトのお知らせ

2019-07-05 20:03:22 | お知らせ

いよいよ明日です。

第49回ビキニふくしまプロジェクト(ビキニふくしまプロジェクト×科学研究費金科研C 共催) 「マーシャル諸島アーカイブ」へキックオフ!  

 2019年7月6日(土)第1部 11:00~12:00 第五福竜丸展示館見学(2019年4月にリニューアルされた展示館を主任学芸員安田和也さんの解説で見学します)

第2部 13:30~16:00 「マーシャルの人と暮らしと核実験と」トーク 佐藤美香×中原聖乃×渡邉英徳

会場 夢の島マリーナ 2階会議室  参加費 1,000円 ★子ども・学生無料


マーシャル諸島クーピープロジェクト報告

2018-09-04 20:57:57 | お知らせ

2018年9月4日

マーシャル諸島クーピープロジェクト報告

8月17日、マーシャル諸島クワジェリン環礁メジャト島で日本の大学生からの預かってきた、サクラクーピー8セットを渡しました。メジャトエレメンタリースクールの校長先生はアメリカ出張中でしたので、他の先生に渡してきました。日本では小学校で使っているのですが、クーピーを見た先生は、幼稚園で使うとのことでした。日本での使い方をもう少し勉強して、来年以降も続けていきます。

エレメンタリースクールの新学期は8月13日から始まる予定でしたが、大半の先生がメジャト島に帰ってこないため、始業日は20日に延期されました。ですので、授業風景は取れませんでした。下の写真は2013年8月の授業風景です。

 

 

 


マーシャル文房具プロジェクト、始めました。

2018-01-05 08:30:45 | お知らせ

あけましておめでとうございます。

昨年暮れからずる~っと始めたマーシャル諸島に文房具を送るプロジェクト、本格的に始めることになりました。青年海外協力隊員としてマーシャル諸島の教育に携わってきた進藤さんの今の活動に触発されて始めたものです。

案内文

.☆☆☆ マーシャル・文房具・プロジェクト ☆☆☆.

マーシャル諸島に不要になった文房具を送ってみませんか?マーシャル諸島の学校では分度器やコンパスも生徒一人に一つはなく、学力にも影響しています。一人当たりGNI(国民総所得)は約4千450ドル(日本は3万8000ドル)と、最貧国(後発開発途上国992ドル以下)は免れているものの、生活物資のほとんどを輸入に頼っているため、とくに首都では物価が高く、文房具までそろえる余裕がないのです。

 

対象となる文房具:サクラクーピー(折れていてもよい)、定規類、コンパス

 

文房具のそろえ方:文房具を袋に入れ、中原までご連絡(nakaharasatoe@yahoo.co.jp)、あるいはお渡しください。その際、名前とメールアドレスを書けば、お返事があるかもしれません。ご自身の名前(アルファベット、メールアドレス)をシールに書き、文房具に直接貼り付けてください。ただし、マーシャル諸島はネット事情が悪い上、ウェブアドレスを持っている人は多くありません。お返事があればラッキー程度にお考え下さいm(__)m

現地への贈呈:中原が調査に行く際(年に一度程度)に、小学校などに寄付します。寄付の様子や生徒が文房具を使っている様子は、中原(中原聖乃の研究ブログ)のブログ上にアップします。http://blog.goo.ne.jp/satoe_nakahara

 

現地からの声

マーシャルの子どもたちは、みんなで楽しく勉強をがんばっています。しかし、文房具が不足しているので、時々困ることがあります。彼らが、もっと学び、もっと活躍できるように、皆さんの真心のご支援をよろしくお願いします。(マーシャルアイランドハイスクール、教師 進藤純子)


ワークショップのお知らせ

2016-10-08 07:23:11 | お知らせ

千葉大CEReS-地球研合同ワークショップ「環境問題の現場における超学際研究の新展開」

2016年10月9-10日 総合地球環境学研究所 講演室

【日 時】2016年10月9日(日) 13:00 - 10日(月・祝)12:00

【場 所】総合地球環境学研究所 講演室(⇒アクセス)

【主 催】総合地球環境学研究所、千葉大学環境リモートセンシング研究センター

*参加無料・申込不要

紹介HPアドレスhttp://www.chikyu.ac.jp/publicity/events/etc/2016/1009-10.html

【開催趣旨】世界各地で多発する環境問題に対処するために、「社会のための科学」の実現が喫緊の課題となっています。環境問題を解決するためには、社会の多様なステークホルダー(利害関係者)との協働、すなわち科学者が科学知、意思決定者が政策知(ガバナンスの知)、生活者が在来知(なりわいの知)を持ち寄り、熟議と相互理解を通して合意形成に至る超学際アプローチ(transdisciplinary approach)が必要であるといわれています。ステークホルダーは多層的であり、ステークホルダー間の利害調整や対立、政策決定者との関係など、超学際に関わる科学者が理解しておくべき課題はたくさんあります。そこで本ワークショップでは、環境問題の現場におけるステークホルダーとの協働の実践例を共有することを通じて、社会における科学の役割と、課題解決への科学者の関与のあり方について議論します。また、リモートセンシングやオープンデータといった新しい情報源の活用について、関連する諸分野の研究者や地域社会の識者と意見交換を行うとともに、参加者間の対話を通じて環境問題の現場における超学際研究の現状と課題を整理し、地球環境研究が今後進むべき方向性を予察します。どうぞふるってご参加ください。

 

++プログラム++

 

10月9日(日)

12:30 開場

 イントロダクション

13:00 近藤昭彦(CEReS)経過報告:JpGUステークホルダーセッションの報告

13:10近藤康久(地球研) 趣旨説明

13:15木本浩一(関西学院大学)なぜ、ステークホルダーなのか-合議制アソシエーション再考-

 

基調講演

13:30安岡善文(CEReS)基調講演「科学技術を社会にどうつなげるか;超学際研究の実践と方法論」

 

セッション1: 閉鎖性水域の水問題におけるステークホルダーとの協働

14:00話題1a: 小倉久子(環境パートナーシップちば)印旛沼流域圏における市民協働

14:20話題1b: 淺野悟史(地球研)「しあわせの環境ものさし」づくりにみる超学際科学―環境保全型農業の新たな幕開け

 

コメント:窪田順平(地球研)

14:45休憩

 

セッション2: 原子力災害におけるステークホルダーとの協働

15:00話題2a: 小林達明(千葉大学)被災地のステークホルダーとの協働

コメント:中原聖乃(中京大学)

 

セッション3: 森林保全におけるステークホルダーとの協働

15:30話題3a: 蔵治光一郎(東京大学)森林保全におけるステークホルダーとの協働

コメント:奥田 昇(地球研)

 

セッション4: 乾燥地におけるステークホルダーとの協働

16:00話題4a: 清水貴夫(広島大学)異床同夢:西アフリカ半乾燥地に住まう人びとと砂漠化問題を共有する

16:20話題4b: 祖父江侑紀(千葉大学)モンゴルでの経験から

 

コメント:石井励一郎(地球研)

17:00

終了

 

10月10日(月・祝) 

セッション5: リモセンとステークホルダーの連結

10:00話題5a: 濱 侃(千葉大学・院)ドローン・リモセンによる市民との協働

10:20話題5b: 楊 偉(千葉大学)Contributions of remote-sensing scientists to the Future Earth project: What and How?

10:40話題5c: 近藤康久(地球研)Google Earth Engineを用いた超学際リモートセンシングの可能性〜地球環境GIS講習会2016の経験から〜

 

コメント:小寺昭彦(神戸大学)

11:00 

ディスカッション

12:00

閉会 

なんと、この合同ワークショップで初めてコメンテーターを務めます。今まで自分の研究成果を発表して意見をもらう(take)ばかりでしたが、他者の発表にコメントをあげる(give)する仕事は初めてで、、、うまく言えるかどうか。。。


シンポジウムのお知らせ(6月18日土曜日、関西学院大学西宮キャンパスにて)

2016-06-15 13:32:48 | お知らせ

またまたお知らせが直前になってしまったのですが、今週末土曜日に西宮の関学で行われるシンポジウムで報告をします。大阪市立大学の除本理史先生に文字化していただいたものをそのまま載せています。ありがとうございます。

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シンポジウム(6/18)
核被害による長期避難の実相~チェルノブイリ(原発事故)とマーシャル諸島(水爆実験)に学ぶ
日時:2016年6月18日(土)13:00~17:00
会場:大学図書館ホール
主催:関西学院大学災害復興制度研究所...
共催:科研「原発立地地域等における中長期的避難・受け入れ計画の構築に向けた研究」
<プログラム>
趣旨説明:野呂雅之(関西学院大学災害復興制度研究所主任研究員・教授)
第 1 部 :チェルノブイリ30年後の「移住権」と「居住者の権利」~二者択一を超えて
講師:尾松亮(ロシア研究者・関西学院大学災害復興制度研究所研究員)
第 2 部 :マーシャル諸島・核実験避難島での生活再建
講師:中原聖乃(中京大学社会科学研究所特任研究員)
【申し込み・問い合わせ先】関西学院大学 災害復興制度研究所 
TEL:0798-54-6996 Email:kgu_fukko2005@fukkou.net