中原聖乃の研究ブログ

研究成果や日々の生活の中で考えたことを発信していきます。

ワシントン滞在超過日記―空港からのアクセス編

2015-12-12 13:46:01 | 研究報告

  

ワシントンには空港が三つありますが、国際線はダレス空港とロナルドレーガン空港の二つ。ダレス空港へは電車がないので、タクシーかワシントンフライヤーと言われる乗り合いバスが都心部との主なアクセスになります。ワシントンフライヤーは空港から都心部へはそのまま乗れますが、帰国時ホテルに迎えに来てもらうにはネット予約が必要です。これまで何度か利用したので、入国・帰国時ともに今回は路線が伸びて便利になった地下鉄のシルバーラインを利用することにしました。シルバーラインは都心部から空港近くまで伸びています。シルバーラインの終着駅から空港まではバス(写真)で15分です。

 帰国便は土曜日の朝11時。つまり9時までには空港に到着しなくてはいけません。30分の余裕を見ると、7時には地下鉄に乗ろうと思っていたら、なんと土曜日の地下鉄は7時ごろが始発なのです(「ごろ」は重要)。ごろというのは、正確な時刻表はどこにもなく、来た電車に乗ることになります。ちなみに時刻表はこれ。「時刻はおおよその目安です」と書いてある!!でも考えてみたら、なにがなんでも運行時刻を守ろうとすることで、約10年前の福知山線の脱線事故なども起きるわけだし、人間なんて脈さえ正確に打ってくれれば、5分や10分遅れたからって言ったってどうってことないのだから、これでいいのかも知れません。


7時に郊外のターミナル駅を出発するので、都心部は7時半すぎに走ることになります。このことを知ったのは帰国前日の夜。パソコンのネット接続が悪くワシントンフライヤーは今更予約できないし、もう一か八か地下鉄でいくしかない!と腹をくくり、念のため乗り換えなしで行けるシルバーラインのファラガットウェスト駅から地下鉄に乗りました。7時過ぎにはまだシャッターは閉まっていて、7時半にようやく駅の入り口が開きました。

終点からは10分の待ち合わせで空港行きシャトルがあり、15分で空港に到着、8時40分には空港に着くことができました。結局、タクシー、地下鉄、バスと予想外にお金がかかり、ワシントンフライヤーの方が安く快適だったようです。みなさんがワシントンフライヤーを勧める理由を、体で納得しました!

11月8日、日曜日早朝に日本に帰国。

今回の教訓、ワシントンの空港から都心部へはシルバーラインが便利。都心部から空港へはワシントンフライヤーが便利。以上、ワシントン超過日記、おわります。






ワシントン滞在超過日記-りす編

2015-12-12 13:38:57 | 研究報告

  ワシントンの街中ではリスが駆け回っています!日本人観光客はよくリスの写真をとっているので、ワシントン在住日本人と観光客日本人は区別できるそうです(笑)。だって、こんなにかわいい♪

 なぜリスがこんなにいるのか?秘密は木の種類にあります!リスは都会の残飯をあさって生きているわけではありません。リスはドングリを食べています。今回はじめて秋にワシントンに来ましたが、ワシントンには木が多いですが、ドングリのなる木もたくさんあることに気づきました。強い風が吹くと勢いよくドングリが降ってくるので、直撃されないように気を付けなくてはいけません。ただし、ワシントンに住んでいる人はリスを愛でません。むしろ、病気を運んでくるドブネズミと同じだとして嫌う人もいます。リスに餌を与える人はほとんどいないようで、寄ってくるリスはほとんどいません。

 

 それに引き換えスズメは人に寄ってきます。日本と違って餌をやるからだと思います。一回だけ見ました。昼間レストランのテラスでパンくずをやっている人を。バードウォッチングという習慣があることからもわかる通り、鳥は好きなんでしょう。ということは鳥インフルエンザはかなりの衝撃だったでしょうね。

 それともう一つ。ワシントンの人は落ち葉を掃きません。歩道の上に落ち葉が何層にも折り重なっていて雨の日は滑りそうです。なぜ落ち葉を掃かないのでしょう。リスのためでしょうか?面倒だからでしょうか?それとも、落ち葉は土壌の養分と考えているのでしょうか?

 

考えてみると日本ほど土壌が肥沃な土地はありません。放っておいても田畑はすぐに雑草がはびこり、数十年で森に返ります。アメリカはそうでもないのではないでしょうか。ヨーロッパもそうですが、起伏も少ないし、土壌は思いのほか肥沃ではないのかもしれません。落ち葉は土壌の養分と考えて、落ち葉をそのままにしているような気がします。

 こういう環境だからリスがいるんでしょうね。