ワシントンには空港が三つありますが、国際線はダレス空港とロナルドレーガン空港の二つ。ダレス空港へは電車がないので、タクシーかワシントンフライヤーと言われる乗り合いバスが都心部との主なアクセスになります。ワシントンフライヤーは空港から都心部へはそのまま乗れますが、帰国時ホテルに迎えに来てもらうにはネット予約が必要です。これまで何度か利用したので、入国・帰国時ともに今回は路線が伸びて便利になった地下鉄のシルバーラインを利用することにしました。シルバーラインは都心部から空港近くまで伸びています。シルバーラインの終着駅から空港まではバス(写真)で15分です。
帰国便は土曜日の朝11時。つまり9時までには空港に到着しなくてはいけません。30分の余裕を見ると、7時には地下鉄に乗ろうと思っていたら、なんと土曜日の地下鉄は7時ごろが始発なのです(「ごろ」は重要)。ごろというのは、正確な時刻表はどこにもなく、来た電車に乗ることになります。ちなみに時刻表はこれ。「時刻はおおよその目安です」と書いてある!!でも考えてみたら、なにがなんでも運行時刻を守ろうとすることで、約10年前の福知山線の脱線事故なども起きるわけだし、人間なんて脈さえ正確に打ってくれれば、5分や10分遅れたからって言ったってどうってことないのだから、これでいいのかも知れません。
7時に郊外のターミナル駅を出発するので、都心部は7時半すぎに走ることになります。このことを知ったのは帰国前日の夜。パソコンのネット接続が悪くワシントンフライヤーは今更予約できないし、もう一か八か地下鉄でいくしかない!と腹をくくり、念のため乗り換えなしで行けるシルバーラインのファラガットウェスト駅から地下鉄に乗りました。7時過ぎにはまだシャッターは閉まっていて、7時半にようやく駅の入り口が開きました。
終点からは10分の待ち合わせで空港行きシャトルがあり、15分で空港に到着、8時40分には空港に着くことができました。結局、タクシー、地下鉄、バスと予想外にお金がかかり、ワシントンフライヤーの方が安く快適だったようです。みなさんがワシントンフライヤーを勧める理由を、体で納得しました!
11月8日、日曜日早朝に日本に帰国。
今回の教訓、ワシントンの空港から都心部へはシルバーラインが便利。都心部から空港へはワシントンフライヤーが便利。以上、ワシントン超過日記、おわります。