おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

たい焼きを探しに・・・・・ ダ・カーポ  in   東京都品川区東五反田

2018年11月12日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、東京都品川区に来ました。品川といえば、古くは東海道の最初の宿場町。そして現在は、品川駅南口に大きなビルが立ち並ぶ、ビジネス街になってます。その為、品川駅を利用する人はビジネスマンが多く、だいぶ前には東海道新幹線が停車する駅になりました。そしてその反面、北品川辺りから南に旧東海道の商店街があり、お寺やお店が細い道に沿って立ち並ぶ、静かな街並みがあります。ビジネスと歴史が両立している品川。そんな品川に、今回のたい焼き屋さんがあります。

 そのお店は五反田駅が最寄駅になりますが、僕は品川駅から歩きました。品川駅の北口を出て、すぐ目の前の大きな通り(国道15号線)を横断します。そして国道15号線を背にして、通りから路地に入って行きます。するとそこは高輪という場所で、さっきまでのざわざわとした人込みから一遍、静かな住宅街が立ち並んでいます。ただズーっと上り坂で、ここは小高い山であったことがわかります。そしててっぺんが平たんになり、そしてその先は下り坂です。ただあまりにも急坂の為、歩行者しか通れない階段になってしまっています。この階段を下って少し歩けば、もうすぐたい焼き屋さんに到着します。
 実は今回のお店ですが、10年くらい前に一度訪れてます。その時すでにこのブログをやっていましたが、掲載するタイミングを逃してしまいました。そしていつかもう一度食べよう思って、とうとう2018年になってしまいました。そのお店は、ダ・カーポ さんです。

         

 お店の外観は、10年前とほとんど変わっていません。前に撮影した写真を見てみると、お店の右に置かれた白い鉢の木がなくなってますね。細かい所では、お店の入り口にある紫色の暖簾に「たい焼」と書かれていて、その下に「ダ・カーポ 」とあります。でも以前は下の文字が「TAⅠYAKⅠ」でしたね。
 早速ダ・カーポさんに入りました。 お店の中で目に付くのが、やはりレコードの枚数ですね。お店の表に「CD Used LP 輸入雑貨」の文字があるように、元々それを扱っていたお店で、それと並行してたい焼きを焼いていたようです。そしてレコードの他に、レトロな雑貨が置かれてありました。そしてたい焼きは、お店に入った左側で焼いていました。
 お店の中では、若い女性の方が1人で焼いていました。確か10年前に来た時は、年配のおじさんとおばさん2人でお店を営んでいました。話を聞くと、おじさんは数年前に亡くなってしまったとの事で、おばさんは週に1日程お店に出ているそうです。そしてお店にいた女性の方ですが、年配のご夫婦との親族関係は無いそうで、お店を引き継いだ方がオーナーになっているそうです。昔ながらのたい焼き屋さんは、お歳を重ねた方がやっている事が多く、やはり年月と共に閉めてしまう事はあります。でもこのように、お店を残してくれる次の世代がいる事は素晴らしいです。

 ではダ・カーポ さんのたい焼きを買う事にします。こちらのお店のたい焼きの種類は、ひと目でわからない物があります。たい焼き・鯛クリームはわかりますが、鯛玉鯛うどんはわかりません?鯛玉は半熟ベーコンエッグですが、鯛うどんはスパイシーカレーひき肉入りらしいですが、何故うどん?。そしてもう一つ、季節限定たい焼きがあります。
 さてどれを買いましょうか? やはり普通のたい焼きは外せませんね。そして季節限定たい焼きを買う事にしました。季節は現在秋です。ということで、限定たい焼きの中はです。でも鯛玉が気になり、それも買う事にしました。普通のたい焼き季節限定たい焼きはすぐに用意できますが、鯛玉は注文してから焼きます。その為15分くらい店内で待ちました。その間、数人の方がたい焼きを買いに来店しました。そしてお待ちかねの鯛玉が出来上がりました。店内でも食べる事が出来ますが、僕は歩きながら食べる事にしました。

 まずは普通のたい焼き(上の写真)から食べました。ダ・カーポさんのたい焼きは、連式で焼かれてます。少し生地がはみ出した所がちょっと羽根?になっています。やわらかいたい焼きの頭をがぶり。あんこは程よい甘さで、よくあるたい焼きです。徐々に食べ進めて行くと、たい焼きの尻尾の付け根辺りで、あんこの甘さに違和感が・・・・!あれ?そいえば「尻尾に隠し味が・・・」といわれた事を思い出しました。そうです、尻尾に梅干しが入っているのです。(もちろん種無しです)その瞬間、10年前の事が蘇って来ました。そうそうダ・カーポさんのたい焼きはこれです。梅干しはそんなに酸っぱくはありませんが、甘いあんこと合うかは食べた人の味覚しだいです。僕的にはおもしろい思考だと思いました。10年経って今だにこの味が健在という事は、皆さんに受け入れられている証です。


         

 次に季節限定たい焼きです。この時期はという事で、お値段は他のたい焼きよりも高く300円でした。それを頭から食べると、やわらかい生地の中に、丸々大きなが入っていました。ふわふわの食感の中から、硬くホクっとした物が・・・。写真でもたい焼きのお腹の辺りが膨らんでいるのがわかります?これおいしいです。なかなかこんなにが味わえるたい焼きは無いと思います。

         

 続い鯛玉です。こちらも頭から食べました。やわらかい生地の中から、白い物が現れました。これはたまご白身です。そしてベーコンもチラチラ見えました。食べ進めると、たい焼きのお腹あたりから黄身が出て来ました。やはりベーコンとの相性もバッチリ。半熟なので、やわらかい生地とも合いますね。

 久しぶりに3匹食べました。ダ・カーポさんのたい焼きは、連式にしては皮が薄く、その分中に具材がいっぱい詰まっていて、結構食べ応えありました。これからも変わらずたい焼きを焼き続けて下さい。

 

 

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