たい焼きを探しに、東京都福生市に来ました。
東京都立川市で用事を済ませ、あとは東京駅に向かう中央線快速に乗車するだけです。2月後半になると、だんだんと日没が遅くなります。とここで僕は、もう少し時間を有効に使おうと思い、中央線快速の逆向き列車に乗りました。そして辿り着いたのが、JR 青梅線の福生駅です。ここで下車した目的は、そこにたい焼き屋があるからです。
JR福生駅の東口を出て、西友の横のバス通り沿いを、羽村方面に歩いて行きました。すると右側に大きな建物の福生病院が現れました。今回のたい焼き屋さんは、この病院の前にあります。
お店の名前は、たいやき かずちゃんです。たい焼きの幟が汎用品ではなく、かずちゃんオリジナルなのがいいですね。早速たい焼きを購入する事にしましょう。
たいやき かずちゃんのたい焼きのメニューは、あずき・クリーム・ハムチーズと、たぶん期間限定と思われるカレーのたい焼きです。この中から、僕は定番のあずきのたい焼きにしました。
お店の中の向かって右側の所で、御主人が連式のたい焼きを焼いていました。そして中央のガラス窓の所では、奥さん(たぶん)が接客していました。ガラス越しに「いらっしゃいませ」の声の後、僕はあずきのたい焼きを注文しました。
ここまでは普通のやり取りですが、ガラス窓の下にあるトレイに、たい焼きのお代を置くと、引き出しのように中に引き込まれました。つまり木枠にお支払い用トレイがあり、アメリカ映画などでよく観るようなやり取りです。そしてその木枠にたい焼きを入れて、店の中から外に出してくれました。このご時世という事もあり、なんだかおもしろい方式です。
お店を後にして、早速たい焼きを食べました。白い紙袋からたい焼きを出し、頭からがぶりと・・・。ふわりとやわらかい生地の中に、あずきのあんこが入っていました。連式のたい焼きにしては、お腹の部分が薄皮で、つぶあんがたっぷりです。このつぶあんがほどよい甘さで、おいしいあずきのあんこです。食べ終えた後は、「あんこ食べた~」って感じになります。
たいやき かずちゃんのたい焼きは、クリームやハムチーズも人気があるようで、このやわらかい生地なら、どれもおいしいと思います。
福生駅まで10分弱の道のりを歩き、乗り換え無しの中央線快速で、東京駅に戻りました。
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