JR 東海道本線の辻堂駅周辺を歩いてみました。海側の南口にはお店がたくさんあり、それなりに栄えていましたが、それに比べて反対側の北口は、いまだ開発途中です。そんな北口ですが、辻堂駅から右方向に歩いて行くと、狭い道沿いにお店が並ぶ、辻堂新町商店街が有りました。その入り口付近に、湘南カレーパンの幟を発見。辻堂新町商店街の入り口にも、波とヨットのオブジェがあり、そうここは湘南です。
東海道本線のフェンスに立てかけられている、湘南カレーパンの幟から商店街の路地を入るとすぐの所に、湘南カレーパン・シモンズという、緑を基調としたオシャレなパン屋さんがありました。夕暮れ時に、大きく開かれた店の扉から、明るい光が溢れ出てます。それに誘われるように店に入ると、奥でパンを作っていました。
早速湘南カレーパンを買う事にしたのですが、一種類だけかと思いきや、いろんな種類のカレーパンがあるのでビックリ。後でシモンズさんのページを見ていただくとわかりますが、南国カレーパンやチーズカレーパンなど、たくさんの珍しいカレーパンが有り、選ぶのに結構迷いますよ。でもやはり当店人気№1のしらすカレーパンシモンズを買う事にしました。
それと気になったのが、ここに書かれている「ふじさわ観光名産品認定」とは何でしょう?調べると、平成16年11月にふじさわ観光名産品協議会が設けられ、地元の名産品を募集し、それを審査して選ばれた商品の事だそうです。実はここシモンズさんには、もう一つふじさわ観光名産品に認定された商品があります。それが辻堂あんぱんで、カレーパンだけでなく、このようなお菓子パンも売っています。こちらもいろんな種類があり、鎌倉庵とか湘南ショコラなど、名前だけ見ても気になるパンがたくさん有りました。でもやはりここは、認定商品の辻堂あんぱんを購入。
2個のパンを買い、後で食べようと思っていると、お店の方が「カレーパンを温めると美味しいですよ」とアドバイスをいただきました。とは言え、コンビにではないのでそう簡単には・・・・すると、人二人分のスペースに、電子レンジが置かれているではないですか。この温かい気遣い(電子レンジだけに)嬉しいですね。早速お借りし、おじさんに指示されたメモリの所にダイヤルを合わせ、待つ事ちょっと。電子レンジの扉を開け、中から少ししんなりしたカレーパンを取り出しました。アツアツのカレーパンはモッチリして、中のカレーの辛さも丁度いい(個人差あり)。えーとしらすはどこに・・・・?実はカレーの中でしらすが溶けて、隠し味のダシになって、マイルドなカレーに仕上がっているようです。なるほど、はじめカレーの中に小さな白いしらすが入っていて、食べた時にしらすとご対面するかと思っていました。
そして辻堂あんぱんですが、お店のおじさんに「何故辻堂あんぱんなんですか」と聞いたところ、パンが神奈川県の形になっていて、真ん中のクルミが藤沢を示しているらしい。う~なるほど・・・・?形は気持ちで受け止めるとして、辻堂あんぱんの味は最高です。中にこしあんがたっぷり入っていて、それに負けないくらいカスタードクリームが入っています。和のこしあんの深みのある甘さと、洋の滑らかなカスタードクリームの甘さが、いい具合に口の中で交じり合い、凄く贅沢なあんぱんです。
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