西暦2029年4月13日金曜日の天体ショー
自分が開業した1998~2000年ごろは、空前の流星群ブーム。
数百年に一度レベルの大出現が度々観られ、火球の出現なども当たり前。
何かの流星群の時は1時間で200個くらい、素人の自分が観測して、飽きて途中でやめてしまったことも。別の流星群のときは、
明け方まで、火球の音が普通に幾度も鳴り響いていたことも。
ここ数年は、さっぱり。
残念ながら低迷期なのだろうか・・・・。
ところで2029年4月13日金曜日は歴史的な天体観測の日。
「小惑星アポフィス」の地球最接近の日。
地球から30410キロの距離を通過するという。
ハレー彗星以上の一大天文ショーになることが期待されているはず。
ピンとこないけど、実は今も各国で、より精緻な計算が続けられるほどの微妙な距離であるとか。
地球に衝突する可能性はないものの、今回の接近で、地球の引力の影響を受けて、軌道が変わってしまうと、次回の大接近の2036年に
「小惑星アポフィス」が衝突してしまう可能性が出てしまうらしい。
ちなみに、この小惑星の直径は320~340メートル。
通常、クルマ一台分くらいの大きさなら、大地に衝突する前に消滅してしまうらしい。
これが家一軒クラスになると小型戦術核なみに。
さらにビル一棟分になると(どのレベルの大きさか明記されていなかったけど)広島型核に匹敵。
1908年のツングースカ森の隕石の空中爆発では広島の100倍、それも上空8000メートル地点で爆発してくれたおかげで、
この程度だったという。この時の隕石の大きさが直径50メートルと推定。
「小惑星アポフィス」の直径が320~340メートルとすると、広島型核の33000発分。
人類が生き残れるかどうか、ギリギリのラインらしい。
ちなみに6000万年前の恐竜絶滅の時は直径10キロメートルの隕石と推測。
それでも、隕石の衝突なんてピンとこないけど、この大接近の日付が嫌な感じ。
4月13日金曜日なんて・・・・・。
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