歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

締め日和

2009年12月26日 | 徒然 -tzure-zure-
25日:クリスマスの夜は



表参道のファッションブランド:sosuの店先に展示してあった クリスマス用のディスプレイを、

完全撤去。

 (sosuのディスプレイを作る、の巻>>コチラ


ちょっとさびしいけど、
ガンガン、やってきました。




跡形も無くなったところで 今更なんではありますが、
「メイキング・オブ・sosuの庭」を、お届けしようと思います。
どんなふうな展示だったのかっていう、写真も含めて。


「メイキング」も、すごく楽しかったから。


材料の調達からね、
なんか、やたらと、
楽しかったんです。


はるばる こういう風景が広がるところまで行って来て。

       ↓






秋田生活のおかげで
田んぼというものに すっかり
どっぷり 親近感を覚えるようになっていて

こういう風景の真ん中に「立って居る」っていうことに、
自分のからだが、
無性に「嬉しい!」と、感じているのを
感じたのでした。


そして その日の夜には



急遽の呼びかけに集まってくれた
ノグチゾウエン・親衛隊。
チーム:「一期一会」(仮称)。


闇にまぎれて、何かやってくれている、の図。


そんなこんなの模様は、
次回に。乞うご期待。


* * *

うってかわって、
26日。

クリスマスが終わった途端に、
町は正月モードになりました。


一ヶ月くらい、延々と 町を演出していた クリスマスムードは
ことごとく一掃され、

あと一週間ほどで到来してしまう「お正月」のために、
一気に 模様替えしますね。


クリスマスと、お正月。

時期的には非常に近いけど、
デザイン的に まったく相容れないもの同士。


大急ぎで、モミの木は 裏に隠されて

赤や金色のキラキラしたオーナメントは、
「ゴミ」と名を変え、
ぶちぶちと ひきちぎられ。

クリスマスの 「ク」のひとことでも言ったら、
時代遅れの恥ずかしいヒトみたいに
「えっ」とか びっくりされたり

「ぷっ’」とか 笑われてしまうような雰囲気さえ 漂っているように
感じるほど。

昨日まで 町を支配していた クリスマスムードなんて、
無かったことのように。



切り替えの、
なんと早いこと。



全く、
「手の平返し」 この上ないけど

ここまで スパッと断ち切れるのは、いさぎよすぎて、
むしろ 清々しいもんです。



26日になった途端に、
本格的に
年を締めくくっていくモードへ。




いよいよ
色々な「締め」が、おしよせて来ます。

今日は土曜日。ということで、
今年最後の お茶のお稽古に行って来ました。
武道みたいに、「納め稽古」とか、言うのかしらん?


されど;
イヴにやっちまった ひざの怪我が
まだ治り切っていないので、

正座で立ったり座ったり、っていうのは、
やっぱりまだ、難しかった。
正座って、モロにひざを使っているんだと、改めて気づきました。

怪我とか病気とかすると、
健康体だったら全然気づかなかったような 些細なことに、
やっと、初めて、
気づけるものですね。

幸いにして 今まで、五体満足。とても健康体なので
見えていなかったことも多いんだろうな。


神経(というか、気持ち)が どうしてもヒザの方に向いてしまうので、
今日の稽古は、グダグダになってしまった。

“終わりよければ,,,” というのに。残念;;


『怪我や病気には、重々気をつけよう。』
今年の締めに頂戴した、教訓。


* *


「締めのお稽古」の「締め」には、
特別に
「そばがき」がふるまわれました。

ラッキーなことに
キッチンで作るところから拝見させてもらったんですが

そば粉に ちょっとずつ熱湯を注ぎ足しながら、
一気にがんがん練っていって、“おもち”っぽくして、
だんごにするんです。

で、
温かいそばつゆに入れて、
大根おろしとねぎを入れて、
頂くのです。

すごく簡単に出来そうに見えたけど
それが、なかなか。コツの要るものらしいです。
そば粉は100%の、ちゃんとした良いものを使うべし。とか。

ヤマイモか何かを入れたかのように、もちもちしてて、
美味しかった+


材料も少ないし、大掛かりな装置も要らないので
今度、
自分でもやってみようと、企んでおります。



* * *


お茶室のご近所の お家の庭の
冬咲きのボケが



満開でした。

先日のこの時に見かけたのと、同じやつです。
12月の頭の時点では まだ、
「うっかり季節まちがえたんじゃ?」って心配になるほど、ちらり咲きだったやつが。

満開か。早いもので。




よくよく 見ていたら

この朱色。
不思議な気持ちになりました。


冬に ふさわしい色のようでいて

春に 似つかわしいような色のような。


この朱色。
なんだろう。


とりあえず、
お正月っぽいなあ。










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