歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

時の鳥

2009年12月29日 | 徒然 -tzure-zure-
昨日には 職場の納会も終わり、

家の大掃除も 一週間前からやってしまったので

なんだか ぼーっとしています。

年賀状、、書かないと、、、と思いながら、、。


そんな中、




咲きました。

杜鵑草。


ホトトギス。です。


鳥のほうの「ホトトギス」は、
「杜鵑」とか「子規」とか
「不如帰」とか 書くそうです。最後のは 漢詩的な、何かでしょうね。

自分は

「時鳥」

という字面が、好きです。


「時の鳥」
って、
なんか詩的で。

村上春樹を うっすら憶い出したりもします。
きっと「ねじまき鳥」のことかな。

村上春樹は学生時代に だいたい 一気に読んだので、
どれがどれだったか、話は全く覚えてないんですが

昔、そういえば、たぶん、けっこう好きだったんだよなあー。
と、
なんとなく、懐かしく、思い出しました。


でも、去年「アフターダーク」をやっと手に取って、
読んでみたんですけど、
ダメだったんです。全然、馴染めなくて。
挫折しました。

今年すごく売れたという最新作は、読んでません。

ちょっとあまのじゃくなところがあるのか
「すごく流行っている」なんて言われると、もう、手をつける気がしなくて。

文庫化されたら、一応、読もうかな。





ちなみに 今 一番好きな作家
この2、3年くらいで一番「、、凄い!」と劇しく感動した作家は

川端康成と 梨木香歩さんです。

川端さんは『山の音』が最強にお勧め。
梨木さんは『家守綺譚』が最強にお勧め。

それらについては、語りたいけど、きっといつも以上に相~当長くなるから、
また、別の機会に。


この すっぽり ひまになる(?)年末年始、
小説を読むのも、いいですね。
そういえば普段はもう、仕事や忙しさにかまけて、
小説という世界からは、すっかり遠ざかっているから。


いつもとちがう 深い時間の過ごし方をするには、
なにかひとつ 小説を手に取るのが いいかも。


キッチンに立って、
自分でいれたお茶や珈琲でも、飲みながら。





2009年、残りわずか。

でも、
まだ終わったわけじゃない。


雰囲気的には
「よいお年を。」なんて言って締めくくりそうなとこですが

まだ、
あれも出来るし、これも出来る。

「歌庭」は、
ギリギリまで、頑張ります。


年の瀬の忙しい すきますきまに、
どうぞ、お付き合い下さい。





最新の画像もっと見る

post a comment