歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

白妙の

2010年05月20日 | 徒然 -tzure-zure-
今日もまた雨。


フードも目深にかぶり、
自転車でせっせと 野川沿いの道を突っ走っていたら、

「はっ!」と
息をのむ光景が飛び込んで来て

「うわっ!」と
思わず、キキイイッ!!っと、立ち止まってしまった。


だって





白い花のじゅうたんが、現れたのです。


桜の花びらのじゅうたんに匹敵する美しさ。



見上げれば

ああ、



この花の季節が、来たんだなあ。




エゴノキです。別名:チシャ。

(、、、前にもご登場頂いたような気がするけど。)


これによく似たものに、
「ハクウンボク(白雲木)」というものがあります。
別名、オオバヂシャ。そちらのほうが、葉っぱが大きいので。

断然、個人的には、
「白雲木」という名前の方が 詩的で美しくて好ましいので、
出逢ったおまえさんよ、願わくばハクウンボクのほうであってくれ!
なんて、勝手に念ったりしてみたけど、

やっぱり エゴノキのほうのようでした。



、、エゴノキかあ。


どうしても、
「エゴイズム」って言葉を連想してしまうので、あんまり綺麗な気がしないのです。。







少しだけもらって帰って




水鉢に、放ってみました。


お部屋にエゴノキの花の香りが漂っています。

ユリの香りに似ています。






夏にはうっすら淡い白い花が、涼しげで、気持ち良い。



キリの花も。





ヒルガオも。




ちょうど一年前に夢の島で頂いて、植えておいたジギタリスも。


それぞれに紫や黄、桃、紅、ほんのりの淡い挿し色を
しっとり浮かべつつ、
白く、清楚に咲いています。


夏の予感に はっとさせる色です。





フジの花も、いつしか散り。


花屋には、アジサイが出回り始め。


この雨が「梅雨」というやつだとは、まだ、なんとなく想えないが。

でも、
もう、そんな季節なのですね。








※で、

桜がまだ残る季節にやりました、キャンプ場の結婚式の仕事の記事。



時が経つのは、早いもので、、、もう一ヶ月も、経とうとしてました、、。


それを、今、やっとこさ(満を持して、、、って、持し過ぎてますが;)
大慌てで 書き上げようとしたら、

また、パソコンの、iPhotoさんがねえ、、、。
なんでかねえ、、、。


でも、そんな事言ってたらもう、季節が本格的に「夏」になってしまう!

しかも、近辺が何やらバタバタしてきたので、できれば今日中に、大急ぎでアップしたいと思います。

乞うご期待*




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