時戻素

昔の跡,やがてなくなる予定のもの,変化していくもの,自身の旅の跡など・・・

(314) 虹,星の世界への入口

2010年04月26日 05時48分29秒 | 風景
※ 写真撮影日 2010年2月11日

今年2月に高校の同級生と神戸を観光した。(概要はこの記事で記載)
 そのとき,利用した駅に,「虹の駅」と「星の駅」というファンタジーな感じの駅があった。一方,その始発駅が「摩耶ケーブル駅」という堅い名前なので,ギャップがあった。
 現実の世界を離れ,虹や星の世界への移動していく途中の風景を見てみたい。当日はかなりの荒天だったので,関係会社のHPや他の方々の訪問記の様子とはだいぶ雰囲気が違うかもしれない。

 三ノ宮駅から市バスでケーブル駅まで。

 ケーブル駅付近の道路の傾斜はかなりきつい。
 ケーブル駅の駅舎。

 窓口と改札口。

 神戸市内とはいえ,さすがに自動改札ではない。
 往復の切符を購入。

 時期によっては他の鉄道会社との周遊切符をうまく利用すればもっと費用を抑えられるようだ。
 入場の時間になり,ホームのケーブルカーへ。

 別の角度から。

 車内。

 急傾斜を登る乗り物だけに,ホームも車体も段になっている。
 駅名案内。

 冒頭にも書いたが,隣駅との駅名のギャップが大きい。何か「○の駅」でいいネーミングはなかったのだろうか。虹・星とある段階で,夢の駅でも坂の駅でも何でもありな気もする。
 ホームから線路を見る。

 レールの中央にワイヤがある。これによってケーブルカーの車体が引き上げられている。その操作は車外で行われているので,車内に乗っている係員は厳密な意味での運転手ではないようだ。
 駅を出てカーブを曲がると…

 トンネルが見えてきた。
 トンネルを抜けると…

 線路が2つに別れ,対向車両との離合が行われる。ケーブルカーのケーブルを引気上げる力は対向車の重さを利用しているらしい。 
 離合が終わると…

 線路の傾斜がかなり急になってくる。
 ここを登りきると虹の駅に着く。

 ホームから上ってきた線路を振り返る。

 そこから視線を上に移すと…

 神戸の町が見える。
 ホームの端のケーブルの終わりの部分。

 この下に操作室があるのだろう。
 改札を抜け,ケーブルカーの駅舎の下の辺りを見ると…

 使われているのかよく分からない建物があった。

 ケーブルカーの虹の駅から少し歩いて…

 ロープウェイの虹の駅へ。乗り換え時間は10分程度だったのでしばらく待合所で温まっていた。
 駅にある記念スタンプ。

 ロープウェイとケーブルカーが描かれている。
 ロープウェイのホーム。

 ホーム先から進行方向を見る。

 ケーブルカーの線路が敷設できないような環境なので,窓から下を見ると…

 深い谷になっている。
 後ろを振り返ると神戸市の街並みが見えるはずだが…

 天候の関係で見通しが悪かった。
 中間点では…

 対向車と離合があった。
 下の方には…

 建物のようなものの姿も見えた。
 しばらくして…

 星の駅が視界に入ってきた。
 この辺りから後ろを振り返ると…

 神戸市の風景が見られる。この写真は帰りに撮影したものだが,だいぶ視界が開けてきていた。
 あまり変わらないが,虹の駅のホームから…

 ロープウェイのホーム。

 駅舎の出口の付近には…

 夜景の案内の看板に隠れるように郵便ポストがあった。
 星の駅の入口。

 ここから外の方へは…

 電飾もなされていた。

 夜景評論家が夜景物語をプロデュースした掬星台。

 そこにある水道を見ると…



 標高700mあることが分かる。ここも神戸市内で神戸市はここから山側にまだまだ続いている。
 展望台から神戸市街を見下ろしたが…

 天候が悪すぎて何も見えない状況だった。
 ロープウェイの待合時間に再度行くと…




 10分ぐらいしか経っていないが,視界がかなり開けていた。
 展望台から星の駅の方を見ると…

 結構,怖そうな場所に建っているのが分かった。
 その後,強風の関係で最終となった下りのロープウェイで虹の駅まで行くことができた。強風の中のロープウェイは結構揺れてスリル満点だった。いい年した大人が騒いでいるの対して同乗していた人は静かだった。駅に着いてロープウェイの関係者だったことに気付いた。
 景色は晴れの日に比べて劣っているのだろうが,雨の日なりの楽しみ方ができた気がする。

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