11人の侍

「生きている間に日本がワールドカップを掲げる瞬間をみたい」ひとたちの為のブログ

オシムにも求ム、チャレンジ精神

2006年10月09日 19時55分45秒 | サッカー
 11日の(日本時間)午後9時10分に行われるインド戦。すでに予選突破を決めているという事情もあって、ファンが遥か格下相手の一戦に意味を見出すのは難しいが、対照的に何人かの選手たちは、この一戦を非常に重要なものとして捉えているようだ。

 例えば現在28歳の山口智。Jリーグでの292試合の経験を経てようやく代表の座を射止めたガンバ大阪のキャプテンは、「最後のチャンスだと思ってやる」などと、ちょっと場違いなほど悲壮な決意を語っている。こんな選手は是非とも試してほしいところだ。
 現時点ではGKの西川周作の起用が噂されているが、オシム監督にはどうせならスタメンをまとめて取り替えるくらいの決断を期待したい。オシムジャパン初戦に出場した長谷部誠や田中隼磨は可能性を感じさせたにも関わらず、それ以来ほとんど出番がない。もっと出場機会を与えるべきだ。またイエメン戦で左、ガーナ戦で右と、ウイングでのプレイを強いられている佐藤寿人もそろそろ本来のセンターフォワードで試してみたい。目下絶好調の播戸竜二と日本人得点王コンビなんて、素晴らしいアイデアではないだろうか。

 更にはガーナとの親善試合で素晴らしいプレイを披露した中村憲剛もスタメンでプレイしてほしい選手のひとりだ。中村はガーナとの試合が日本代表デビュー戦だったけれど、あまりにも見事なプレイをするものだから、ガーナの選手は彼が「シュンスケ・ナカムラ」だと思ったほどだ。イエメン戦で結果を出した同じフロンターレの我那覇和樹と組めば輝きも更に増すに違いない。
 インドの選手も同じ勘違いをしてしまうかもしれない。