もし日本代表が2010年の南アフリカW杯に出場したら、巻誠一郎(ジェフユナイテッド市原千葉)は確実にプレイする機会を与えられるだろうと予想できる、現時点では唯一の選手だ。
公式戦18試合ゴールを挙げていなかったにもかかわらずスタメン出場を果たしたことは、イヴィツァ・オシム監督の巻に対する信頼をなによりも物語っている。
どうやらオシム監督は、「日本人に合った、日本人らしいサッカー」の象徴とし . . . 本文を読む
3月24日に行われる日本代表の親善試合ペルー戦の先発メンバーには誰が選ばれるだろうか?
公式戦18試合ノーゴールの巻誠一郎が、代表メンバーに選出されたことを不満に感じているひとが多いようだけど、僕はイヴィツァ・オシム監督が教え子に2度目のイエローカードを提示するのではないかと感じている。
2度目のイエロー、、、つまり巻はペルー戦のキックオフの笛をベンチで聞くことになるかもしれない。
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ガンバ大阪の家長昭博のドリブルのどこが凄いのかと訊ねられたら、ボールを失うことがほとんどないからだと答える。
ドリブラーがボールを持つとファンは「勝負!」と叫んでしまうけど、それは「勝負」を制すことを期待しつつも、負けることもあるという前提のもとに立っているからだ。勝敗がそのままゴールチャンスに直結するドリブルの勝負では、2回やって1回でも勝てれば素晴らしい結果だし、たとえ一度の勝利を収め . . . 本文を読む
第1節 柏レイソル4-0ジュビロ磐田
今春も僕は花粉症に悩まされているけれど、3月4日に限っては憂鬱なマスクなど必要じゃなかった。
好天に誘われるまま公園をぶらぶらしたあと、素晴らしい光景が広がる日立柏サッカー場に向かい、春の到来を心から堪能することができた。
そう、2007年度のJリーグが開幕したのだ。
昨年、下部リーグでの激闘を経験し、一回り大きくなってJ1への復帰を果たした柏レイ . . . 本文を読む