ベンフィカと対峙したマンチェスター・ユナイテッドから
世界トップクラスの選手を挙げろといっても
そうそう威勢よく名前はでてこない
決勝ゴールのファン・ニステルローイにリオ・ファーディナンド、クリスティアーノ・ロナウドに
ファン・デルサールを加えるくらいだろうか
それだけいれば十分?
いやいや、同じプレミアシップのチェルシーは2ダースのハイレベルな選手を抱えている
久々にスタメン出場し、ラッキ . . . 本文を読む
「退屈な、退屈なアーセナル」
と昔ながらのチャントが聞えてきそうなアーセナルは
ティエリー・アンリのワンマンチームなんだろうか
飛行機嫌いのベルカンプ不在も手伝って
まったくらしさが感じられなかった
華麗なパスワークよりも
ソル・キャンベルのパワーのほうが印象に残ったくらいだ
アーセナルにアヤックス
アグレッシヴな両チームだけど見せ場はそう多くなかった
アヤックスはいつものように機械的にボ . . . 本文を読む
日本のFIFAランキングは9月現在で16位と
数ヶ月にわたる10位台を堅守しているけれど
Jリーグのリーグランクはといえば(某スポーツ紙によると)
なんと47位に甘んじているらしい、、
これは極めて異常な事態だ
殆どの選手が日本人という「身内だけリーグ」の競争力は
国際サッカー界でまったく評価されてないようだ
僕はヨーロッパ主要リーグにおけるEU枠内選手と同様に
アジア人を外国人枠の対象か . . . 本文を読む
思ったとおり元浦和レッドダイアモンズのエメルソンが
カタールリーグのアルサードを退団することになりそうだ
高年俸目当てに中東に移籍する選手は多いけど
大抵長続きしない
早期退団も想定の範囲内だった
エメルソンは早速Jリーグに売り込みをかけているらしいけど
どのクラブも絶対に手を出すべきじゃない
プロのリーグである以上
リーグの格ってのはすごく大切なものだから
敬意を欠いた行動をとった輩を再び . . . 本文を読む
ボルトンのキャプテン「ジェイ・ジェイ」ことオコチャは右利きだ
だから同じ右利きの中田英寿がすべてのセットプレイを担ったのは意外だった
キックオフの直前まで中田とJJは満面の笑顔で言葉を交わしていた
プレイメイカーの座を争うライバルにも関わらず
見事なオーバーヘッドキックを決めたノーランも中盤の選手だけど
駆け寄った中田とは満面の笑みで抱擁を交わした
中田はチームメイトと非常によい関係を築いてい . . . 本文を読む
オーストラリアが2018年のW杯招致の為に立ち上がった
オーストラリアはアジアサッカー連盟に加入することが決まってるから
日本にとっても人ごとじゃない
日韓大会が2002年で
もし18年の招致に豪が成功すれば
アジア大陸での開催は16年の間が生まれる
つまり日本は18年豪大会から16年後の2034年あたりに再開催を目指すチャンスがありそうだ
「50年以内にもう一度日本でW杯を開催し、優勝す . . . 本文を読む
マンチェスターUは中盤にロイ・キーン、ポール・スコールズ、そしてアラン・スミスと並べてきた
対戦相手からすればこれ以上ないくらいイヤァーー、、な布陣だろう
鋭い目つきでゴールを狙う生粋の狩人スミスは
ルーズボールを狙う目も同じくらい険しい
多少態勢が悪くてもえげつないファールでボールを強奪しようとする
球際に強い選手だからプレミアの中盤には向いているのかもしれない
サー・アレックス・ファーガソン . . . 本文を読む
テレビでサッカーを観るなら
正直、民放は遠慮したい
NHKかBS、もしくわスカパーに限る
でも今日BS1で放送してたJリーグダイジェストに僕は満足していない
坊主頭の高校球児が多く、サッカーはそうでないからか
サッカーは長髪の優男がするフェミニンなスポーツだと思われがちだ
でも、それは日本に限ったはなしで決してサッカー本来の姿じゃない
もし、英国のサッカー辞典なるものがあるなら「タックル」の . . . 本文を読む
僕の好みのストライカー像は単純明快
ゴールを決めたら
わき目も振らずにコーナーフラッグへ駆け出してしまうような選手を指す
あまり喜びを表さないくらいならクールなもんだけど
間違っても仲間達のもとに駆け寄ってハイタッチなんてしてほしくない
やっぱり自己顕示欲丸出しで狂気してこそゴールハンター
「ゴールに突っ込んでやったぜ」
とばかりにユニフォームを脱いで振り回す卑猥な輩は
サッカー界なら賞賛さ . . . 本文を読む
入場を待つ平瀬智行は小笠原満男と目があった
2歳違いのふたりはともに鹿島の将来を担うと目された選手だった
長身・俊足のアタッカーと内気なテクニシャン
笑顔でカレーのCMに出たのは平瀬だったけど
現在ふたりが置かれている立場の差は明確だ
さぞかし復讐心で燃えたぎってるんだろう
僕は思った
平瀬はちょこんとお辞儀をすると
目を逸らしてしまったけれど
高校時代の触れ込みが
「183センチの長 . . . 本文を読む
中田がボルトンの一員として素晴らしいデビュー戦を飾った
プレミアの選手らしい足元を狙った強烈なスライディングタックルは
名刺代わりといったところだろうか
イエローカードを突き出す主審へ浮かべた不敵な笑みは
英国で成功を収める決意に感じられた
ワールドユースにしろ、五輪にしろ、ワールドカップにしろ、欧州挑戦にしろ
日本の前に聳え立つ壁を壊してきたのはいつも中田だった
移籍まもないボルトンでも
. . . 本文を読む
サッカー学校・JFAアカデミー福島を健全に運営する為に
本家フランスと協力協定を結んだらしい
ティエリー・アンリやダヴィッド・トレゼゲを筆頭に
多くの才能を成熟させたフランスの国立サッカーアカデミーの助けは心強い
そう遠くない将来
多くの日本人が広山望や松井大輔が創った道を辿ることになりそうだ
こんな試みによって
30~40人の日本人選手が欧州でプレイする時代がくれば
日本のW杯優勝はきっ . . . 本文を読む
フランスの将軍は髪の毛がふさふさだ
リヨンのゲルランサッカー場にジネディーヌ・ジダンの姿はなかったけど
ジュニーニョ・ペルナンプカーノがピッチを完全に指揮った
ジュニーニョ・ペルナンプカーノ最大の魅力はなんといってもフリーキック
ノルウェーの巨人、カルーの頭をかすめてゴールに飛び込んだ1点
そして弾丸のようにゴールに突き刺さった2点目と
たったの26分でレアルに引導を渡してしまった
この恐ろ . . . 本文を読む
プレミアリーグが世界最強だとの断言は憚るにしても
トップクラスであることに疑いの余地がない
昨シーズンのCLで戴冠したのが
英国でも決してトップクラスではないリバプールだったことは
その証明だと言えるし
リーグを制したチェルシーはおそらく
ACミラン、ユベントスと並ぶ世界最強のチーム
でも残念ながらイングランド代表チームは
まだ世界最高のレベルに達していないようだ
ベッカム、オーウェン、ジェラ . . . 本文を読む
欧州一番乗りでドイツ行きの列車に飛び込んだのは
なんとウクライナだった
出場枠が32カ国に拡大され
凡百のサッカー選手でさえW杯への参加が可能になっても
小国ウクライナに生まれたゴールマシーンは
ただの一度として国際舞台に姿をみせることはなかった
同じミラノでプレイした偉大なリベリア人FW
ジョージ・ウエアと同じ道を歩むと誰もが思った
(代わりにウエアは国の大統領という名誉に就くかもしれないけ . . . 本文を読む