11人の侍

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鹿島アントラーズの岩政大樹にリーグMVPを!

2008年12月06日 18時07分20秒 | サッカー
Jリーグ史上最強のストライカーに数えられるブラジル人FWのワシントンは、日本で最も優れたDFのひとりに横浜Fマリノスの中澤祐二を挙げたあと、もうひとり、代表経験のないこの選手を推したと聞く。
鹿島アントラーズの岩政大樹のキャリアに、未だ代表キャップが記されていないのは不思議だ。

日本最強チームの守備の要として君臨する岩政は、苗字の通り、まさしく岩のように頑丈のディフェンダーだ。僕は空中戦に挑んだ彼がゴールポストに頭をぶつけ、そのまま後頭部からピッチに叩きつけられるのを目撃したことがある。死んだっ、、と僕は思ったけれど、岩政は数分もしないうちに勇猛果敢にピッチに戻った。彼が戻ってしばらくも経たないうちに、主審は前半終了のホイッスルを吹いた。
超一流のディフェンダーに共通する資質、責任感の強さを岩政が備えているという何よりの証明になるだろう。

2006-2007シーズンには、ディフェンダーとしてはJリーグ最多タイに並ぶ4試合連続得点を記録した。そのときは一般のスポーツニュースなどでも脚光を浴びている。日本のスポーツニュースでディフェンダーが取り上げられることはほとんど皆無だから、これは驚くべきことだった。どうせ取り上げるなら、当時のイビツァ・オシム日本代表監督に、代表に選出しない理由を訊いてほしいと思っていたけれど、残念ながら肝心なツボを押さえたメディアはなかった。

そもそも岩政は、オシム政権の前に日本代表チームに呼ばれてもよい選手だった。
しかし岩政がJリーグで抜きん出た存在感を発揮し始めたころ、当時のジーコ代表監督はすでに守備陣の面子を確定していた感があった。結局、新たな実験は行われることなく、守備陣の高さ・強さに対する不安は黙殺されたまま、日本はドイツワールドカップに挑んだ。そしてオーストラリアの徹底した空中戦の前に涙を飲んだ。

2007-2008シーズン、事実上アントラーズのリーグ優勝を決定付けたのは、ジュビロ磐田戦でみせた岩政のロスタイムのヘディング弾になるだろう。
ただし仮にあの一撃を抜きにしても、岩政は鹿島アントラーズのリーグ連覇にもっとも貢献した選手だといえる。Jリーグ年間最優秀選手賞の最有力候補であり、日本代表の候補合宿にも当然呼ばれるに違いない。

もし呼ばれないのであれば、メディアは岡田武史代表監督にその理由を問わなければいけない。そして今度こそきちんとその理由を報道する必要があるはずだ。そうでなければドイツワールドカップの結果に対する批判と、批判した側がとっている行動との乖離には、もはや説明がつかない。
サッカーファンが冷めた目で見始めているのは日本代表という個に対してではなく、むしろ、それをとりまいている理不尽極まりない状況の方だと僕は思う。

それはともかくとして、、
岩政は紛れもなく中澤や田中マルクス闘莉王に匹敵する選手だ。ただし、あえて違いを挙げるならば、ふたりがすでに得ているものを岩政はまだ獲得してない。

リーグ最優秀選手賞と日本代表選手という箔。それは岩政という選手の才能と、不遇の時代を経てなお継続し続けた彼の研鑽に対する正当な評価となるに違いない。



1 コメント

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バリ島にてw (ブル大西)
2009-01-18 03:59:25

デブはモテないとかヲタはモテないとか幻想だぜw
デブヲタの俺でも余裕でヤりまくりの事実www
今年もさっそくセレブお姉さまに誘われてバリに連れてってもらったし(^Д^)
旅行に連れてってもらうのは結構アリかもよ?
だって旅行だと財布ユルユルだもんねw(゜д゜)ウマー

http://nlJO66y.abaoa.net/
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