清水の森岡が試合終了後に壁かなんかを蹴り壊して
3試合(!)の出場停止処分を受けた
あまりにもばかげてる
僕が意味するのは森岡じゃなくて
出場停止処分のほうだ
たしかに森岡の行動は実生活なら子供じみてると批判されてもおかしくない
でも彼の職業はプロのスポーツ選手という特殊なもの
敗戦直後になにくわぬ顔でサポーターに手を振る選手達を見慣れていると
なんて負けず嫌いな男なんだと、逆に感心すらして . . . 本文を読む
小野の移籍が実現しないだろうことは想像に難しくなかった
確か彼がフェイエノールから貰っている年棒は1億をおおきく越えていると記憶するけど
故障が多くトップレベルでのプレイ経験のないミッドフィルダーに
なかなかこの額を払うチームはない
(中村俊輔ですら1億5000万なんだから)
正直、今回の件で小野の立場は悪くなった
元々、クーマン新監督は小野をレギュラー当確だとはみなしてないうえ
断りなく渡蘭を延 . . . 本文を読む
30歳を越えてなお、エドガー・ダーヴィッツは世界最強のセントラルミッドフィルダーのひとりだ
このスリナム系オランダ人は試合終了の笛が鳴るまで一歩たりとも足を止めることがなかった
エシアンと侃侃のボール争いを繰り返し
フランク・ランパードの足を蹴り上げ
クロード・マケレレを振り切って最前線へと駆け上がっていった
特筆すべきは守備の際にみせる圧倒的な圧力で
テレビ画面からでもそれが伝わってくるんだ . . . 本文を読む
強烈なボレーで代表GK楢崎の砦を破った田中マルクス闘莉王が
いまだにジーコジャパン入りを果たしていないとは驚くべきことだ
今シーズンのゴールはこれで6つめ(20試合中)で
これはディフェンダーとしては驚異的とさえ言えるペースになる
彼が挙げるゴールは試合を決定づける重要なものが多く
しかもインパクト十分だ
例えば清水エスパルス戦
身体を投げ出すようにして田中達也のクロスに合わせたヘディングには
驚 . . . 本文を読む
渡英まもないエシアンは
もう何年もロンドンでプレイしているかのような貫禄があった
がっちりした体躯のガーナ人ミッドフィルダーは
まるで中量級の格闘家といった風情で
ドリブルよりもパスを好む
強烈なシュート力も併せて
ACミランのクラレンス・セードルフにすごくよく似てる
攻撃的MFのフランク・ランパード
中盤の底に位置どるクロード・マケレレらと巧くバランスをとりながら
試合のど真ん中に君臨した
も . . . 本文を読む
平山相太が得意の頭でふたつのゴールを決めた
ひとつめは、両手でフリースローを投げるかのように丁寧なヘディング
もうひとつは、自らの歯が折れてしまうのも省みない勇敢な競り合いから生まれた
正直、ドイツW杯での日本代表入りは相当にきびしいだろうけど
まったくありえないとも思わない
ブラジル人監督のジーコはもともと特徴のはっきりした選手を好む
身長190cmで滞空時間が長く
狡猾な肘の使いかたをする平 . . . 本文を読む
中村俊輔とパク・チソン
英国のスコットランドとイングランド
が誇る2大クラブでプレイするふたりのアジア人選手は
ともに同じ弱点を抱えている
グラスゴーとのスコットランドダービーに出場した中村は
セットプレイ以外にまったく見せ場を創れなかった
「雰囲気に飲まれた」とは現地紙の評価だけど
ダービー特有の激しさに入っていけず
ひとり蚊帳の外におかれる格好になった
フィジカルなゲームにで居場所をなくす弱 . . . 本文を読む
フランスの将軍が母国の名誉のために立ちあがった
世界中のサッカーファンが喜んでるに違いない
W杯の舞台で再び彼の雄姿をみることができるかもしれないんだから
僕にとってジネディーヌ・ジダンは別格の存在だ
W杯と欧州CLふたつの決勝戦でゴールを挙げた
史上唯一のMFであるジダンは
最近のUEFAのアンケートでも史上最高の選手に選ばれている
ジダンがマラドーナよりも上かどうかなんて比較はまったく意 . . . 本文を読む
セルティックとフォルカークの一戦
スポーツ紙を通じていくらかの賛辞を目にしてたけど
中村俊輔の出来はそれ以上に思えた
2試合目にしてはやくもチームのベスト選手で
チームメイトもそれを認めている
その証拠にボールは次々とまわってきた
レジーナではなかなかみることのなかった光景だ
中村はピッチの好きなところに走りこむ自由が許されていた
自陣にひいては見事なサイドチェンジを披露し(寸分の狂いもない40 . . . 本文を読む
ロスタイムに虎の子の得点を挙げたクレスポは狂ったように叫んだ
この長髪のアルゼンチン人が今シーズンのチェルシーの強みになる
フォックス・イン・ザ・ボックス型のストライカーといえば
昨シーズンもケジュマンという選手がいたけど
踏んできた場数でクレスポははるかに上回る
パワーが売りのドログバとは異なる
得点力というクレスポの個性は
チェルシーをもう一段階うえのレベルに引き上げることになりそうだ
対照 . . . 本文を読む
今期のバイエルン・ミュンヘンも桁違いに強い
地元ベイアレーナで闘うレヴァークーゼンをまったく寄せつけなかった
ヒーローはハットトリックのロイ・マカーイで文句なし
欧州屈指のストライカーは同国出身のルート・ファンニステルローイに勝るとも劣らない
サニョルの完璧なクロスから珍しくヘディングのゴールも決めている
そしてバイエルンといえばミヒャエル・バラックとオリバー・カーン
新皇帝バラックは見事な先 . . . 本文を読む
前半のシュートは本山雅志が放った1本だけだった
このミドルは<もちろん>枠を外れている
後半の展開だって似たようなもんだった
あのチェルシーのサッカーを退屈だと評する輩は結構いるのに
日本代表に対して同じような評価をきかないとは驚くべきことだ
日本の選手は、なんでゴールがはっきりみえる距離にいても
シュートを撃たないんだろう?
なんでスペースがあるのに前へ出ず
横、もしくは後方にパスをだしちゃ . . . 本文を読む
ジーコの怒りはもっともだと思う
キム・ドンジンという韓国人レフリーに
政治的な思惑がまったくないと信じれば
彼は純粋に国際試合で笛を吹くだけの技量を持ちあわせていないということになる
日本サッカー協会のサポート体制も万全だとは言い難い
1戦目でレッドカードを貰った中国選手の出場停止が解かれたことをジーコは怒っていたけれど
なにもアクションを起こすことはなかった
どうやら協会はこの大会で優勝する . . . 本文を読む