ペルー戦のような退屈な展開にはなりそうにない
少なくともファンには観るべきものがある
満を持して大黒将志がスタメンデビューを飾りそうだから
レギュラー奪取を目論む大黒は
自身がすべきことをわかっているはず
大黒の持ち味は言うまでもなく
フィニッシングタッチの種類の多さと巧みさにある
だからいつものようにゴールだけを目指していればいい
マジョルカで大久保嘉人がやってみせているように
ゴール前 . . . 本文を読む
オーストラリアの天才ハリー・キーウェルがスターティング・ラインナップに載っていたのは意外だった
どういうスタイルで闘うのかと考えている開始1分にパオロ・マルディーニの右足が唸りをあげる
お互いに守備的なチーム
大方の予想は1点を争うゲームだったけれど、なんとその先制点がいきなり入った
リバプールはすぐに反撃に移る
ジェラードのCKからリーセのボレー
ちなみにリーセはプレミア一の強シューターである . . . 本文を読む
日本代表に関して何の知識もない海外のサッカーファンがこの試合をみていても
稲本潤一が欧州でプレイしていることは想像がつくだろう
他の選手と比べると明らかにペースが違う
例えば小笠原満男は前よりも後方にパスを出すことが多いくらいだけど
英国生活の長い稲本は単独でも勇敢に突破にかかる
そんな稲本が前に出たからこその結果だから
僕は終了間際の失点は非難しない
敗北の原因はむしろ決定的なチャンスを創り . . . 本文を読む
先発はやはり大黒将志ではなく玉田圭司の模様
現役時代のジーコは才能ある選手として
浦和レッズの福田正博や横浜フリューゲルス(当時)前園真聖の名をよく挙げていた
自身も決して体格的には恵まれているとはいえないテクニシャンタイプだっただけに
スピードあるドリブラーがお好みのようだ
そして左利きなら尚のこと
鈴木隆行と玉田のペアはジーコが最も頻繁に使っているだし
アウェイのオマーン戦を想定すると
カ . . . 本文を読む
フェイエノールトが小野伸二を売りたがっている
年俸が高額な小野を放出して
新しいチームの構築を考えているようだ
怪我の多い選手を主力とするのは心許ないのだろう
また小野が渡蘭してからの4シーズン
フェイエノールトがPSVアイントホーフェンとアヤックスの後塵を拝し続けてきたことも無関係ではないのかもしれない
小野としてももう一ランク上の選手へと成長を遂げる為に
ここらで移籍というのも悪い話ではな . . . 本文を読む
世界ナンバーワンのフォワードといえば誰を挙げる?
ロナウドは間違いなくトップ得票数の有力候補だろう
ジネディーヌ・ジダンがスパイクの紐をほどき始めている今
W杯の決勝で2点を挙げられるような豪傑は彼くらいだ
ゴールを奪う兵器のようなアンドリー・シェフチェンコも驚異的な選手だ
残念ながらW杯の決勝の舞台に立つ機会を得ることはないが
引退後にはあのマルコ・ファンバステンと同等に扱われていることだろ . . . 本文を読む
98年W杯で笛を吹いた岡田正義主審には敬意を払っているつもりだけど
ここ数試合の彼のジャッジはどうも腑に落ちない
この日の試合でアルビレックス新潟のエジミウソンはボールを取り身体をいれただけで
イエローカードを提示されている
さらにこのFKは壁が半歩動いたからという理由で
小笠原に2度目のチャンスが与えられた
あれだけ笛が鳴れば小笠原満男の同点FKは(彼の技量を持ってすれば)必然だった
鹿島 . . . 本文を読む
フットボールは無常だ
PSVアイントホーフェンの健闘は感動的だった
ACミラン相手に2-0からの逆転という任務は
戦前のオランダのメディアにさえ「不可能」と表現されたほどだったけれど
PSVは少なくとも一度おおきな期待を抱かせた
高さというイニシアティブを握るPSVだったけれど
それよりも大きかったのはふたりの韓国人の存在だ
まずはパク・チソン
疑いの余地なく現アジア最高の選手である彼は
アジ . . . 本文を読む
これが中山だ!!
彼のオールドファンならきっとこう叫んだことだろう
通算150ゴールという、おそらく当分のあいだは破られることのない偉大な記録を達成する瞬間も
中山はやはりいつもの中山だった
ニアポストに猛然と突き進んでPKを獲得した直後
中山はレフリーに怒りを向けている
これで大記録が一気に近づいたのに、何故?
藤田俊哉が押し込んだこぼれ球がゴールラインを割っていたからだ
レフェリーの判定 . . . 本文を読む