バーレーン史上最高の選手との呼び声高いサルミーンは
試合終了直後に中田英寿にユニフォームの交換を申し出た
致命的ともいえるオウンゴールを決めてしまったのにも関わらず
僕にはこれが両国サッカーの力関係を如実にあらわしているように思えた
プレイ速度が他の選手と比べて抜きん出てはやい中田と
セリエA選手らしい狡猾さで数多くのファールを引き出した中村俊輔は明らかに別格だった
でも日本はなかなかシュート . . . 本文を読む
W杯のグループリーグで日本代表と対戦するオーストラリア代表は、サッカーとカンガルーをもじった「サッカールー」の愛称でファンから親しまれる。そのエースFWハリー・キューウェルは野生のカンガルーをほうふつとさせる脚力と卓越したスキル、勇猛なタックルや強烈なフィニッシュを兼ね備えていて、グループFの鍵を握る存在だ。
キューウェルが世界から注目されたのは1997年11月に行われたW杯フランス大会予選、 . . . 本文を読む
受け入れ難い予感は見事なまでに的中した
ヘリコプターの異名を持つバイエルンミュンヘンのアタッカーと対峙してみると
日本の右ディフェンダーは見事なまでのミスマッチだった
これまで隣に田中誠がいたから致命的な弱点にはみえなかっただけのことだ
プラスアルファをもたらすべく召集された中田英寿も効果的とはいい難かった
有り余るスペースを有効に生かすことはごく稀だった
三都主アレサンドロと田中が出場 . . . 本文を読む
「こんどの代表戦なん対なんだと思う?」
サッカー狂は避けて通れない質問だけどいつも答えに窮す
例えば3日後のイラン戦
気持ちよく「もち3-0っしょ!」と言いたいけど
はずしたくないってプライドが顔を覗かす
かといって「1-1」って言うのもあまりにもダサい
誰かがそんなこと言ってんのを聴いたら
僕なんて一瞬にして似非サッカーファンだと断定してしまいそうだ
だから僕は「1-1でもまぁオッケーだけ . . . 本文を読む
日本対イラン
まであと一週間
不気味なアウェーでの試合で
我ら日本は怪我の川口能活、累積警告の三都主アレサンドロと田中誠
さらにはここにきて中澤祐二まで欠く可能性ありと
守備陣をごっそり入れ替える必要に迫られた
対峙するイランはただでさえ厄介なダエイ、ハシェミアンというふたりの<空の王様>に
老獪で俊敏なアジジというオプションを加えた
高さと速さの両面に対応できる守備陣の再構築は
ドイツ合 . . . 本文を読む
フットボールコメンテイターのフローラン・ダバディさんは、チェルシーの大柄なアイスランド人フォワードを世界一だと評した。
いささか誇張した評価だと思うけれど、しかしグジョンセンは確かに世界で最も近代的なアタッカーであるようにみえる。
彼をみていると近代サッカーがバスケットボールに近づいていることに気づかされる。
攻撃の選手にも守備面の貢献が求められ、クリエイティビティーよりも戦術に添った動きを要求 . . . 本文を読む
大事な開幕戦
しかも場所は埼玉
雰囲気に飲み込まれてしまったようだ
鹿島アントラーズ対浦和レッドダイアモンズのJリーグ開幕戦は
審判が判断を間違えるとサッカーはつまらなくなるという典型的な例だったと思う
もし吉田主審が欧州で笛を吹いたら
試合後に選手はひとりも残っていないかもしれない
審判の判断が世界基準からおおきくずれていることは
日本サッカー成長の妨げになっているいると思う
日本対イン . . . 本文を読む
本命横浜Fマリノス、対抗浦和レッズの優勝レースに
ジュビロ磐田が割って入れるかどうかはわからない
ジュビロの戦力が頭ひとつ抜けていることは確かだけれど
でも、前線に中山雅史、グラウ、チェ・ヨンス、前田遼一、西野泰正、カレン・ロバートに、平山総太を揃えて
どうやってスタメンを選ぶつもりだ?
さらに、昨シーズンからの流れを汲むととばっちりをくいそうなのが、日本代表の藤田俊哉
山本正邦監督の目は前 . . . 本文を読む