11人の侍

「生きている間に日本がワールドカップを掲げる瞬間をみたい」ひとたちの為のブログ

J日記

2005年04月13日 23時26分46秒 | サッカー
首位FC東京と名古屋グランパスエイトの一番

注目していたのはJ2福岡からステップアップした名古屋の増川隆洋
しかし序盤に相手フォワードに見事なパスを送ってリズムを崩し
今野泰幸を羽交い絞めにしてFC東京にPKを献上してしまうなど散々だった

ゴールを守るのが楢崎正剛でなければ少なくとも1点は取られていただろう

増川は経験値と足元の正確性で、まだまだ中澤祐二には遠く及ばない
しかし191センチ92キロのへヴィ級の体格は図抜けた才能と言え
なによりも彼がポジションを奪った相手は、あの秋田豊である
ここは3年後に期待するとしよう

もうひとりの注目は言うまでもなく本田圭佑
いい意味で、初々しさをまったく感じさせない高卒ルーキーだ
まるで10年選手のように落ち着き払っているし
激しいプレイもまったく厭わない
肉体的な資質も含めて僕がこれまでみてきた高卒ルーキーのなかでは最もインパクトがある
はっきり言って才能ではあの中田英寿をも上回っているようにすら思える
なにせ現時点でも名古屋ではマルケスに次いでうまいのだから
序盤でGKと1対1になりパスをだしてしまったのはいただけない選択だったけど
その他ほとんどの場面で際立っていた
Wユースでは平山の日本ではなく本田の日本になっているかもしれない

FC東京からは首位にたつチームの迫力といったものを感じることはできなかった
優雅なプレーを披露したルーカスがPKを沈めていれば展開は変わっていたかもしれないけれど

だからこの試合のMVPは楢崎正剛で決まり

どちらかといえば試合よりも
オフサイドなのに「ゴォォォォル」の録音テープを響き渡らせた
瑞穂スタジアムの不手際のほうが印象に残った
ここは昔ショボイ試合開始の花火とともに
「ヒァウィゴォゥーーー」なんてやってたし
あれじゃコアなサッカーファンの客足は遠ざかっちゃうよなぁ、、