11人の侍

「生きている間に日本がワールドカップを掲げる瞬間をみたい」ひとたちの為のブログ

J2日記

2005年04月22日 19時54分09秒 | サッカー
今日Jサイトでゴールダイジェストを観て、初めて知ったのですが
モンテディオ山形の佐々木勇人がハーフェーラインから見事なゴールを叩き込んでいるではないですか!

思えば無名の若手だったデイヴィッド・ベッカムを一躍スターの座にのし上げたのは
同じような超ロングシュートだった
ベッカム10年のプロキャリアのなかでも
01年W杯予選でギリシャ相手に決めたFKと並ぶベストゴール

ゴールにこそならなかったけれどユーロ96では
クロアチアのダヴォル・シュケルが似たような距離から際どいシュートを放った
名手ピーター・シュマイケルのゴールを割ることはなかったけれど
この一撃でシュケルは世界一のストライカーになるべく狼煙を上げた
(彼の野心は98年W杯得点王というかたちで成就する)

日韓W杯のチュニジア戦では小笠原満男もこのシュートにトライしている
これはいささか無謀な挑戦に思えたけれど、もし仮に決めていれば
今ごろ代表のベンチで不満を呟くこともなかったのかもしれない

美しいハーフェーラインシュートはサッカー選手の人生に影響を与える
(だからもっと騒がれてもよさそうなものだけど)
佐々木があの日のベッカムと同じように<遠いゴール>を見据えているようだったら面白い