11人の侍

「生きている間に日本がワールドカップを掲げる瞬間をみたい」ひとたちの為のブログ

J日記

2005年04月24日 22時53分24秒 | サッカー
大抵のJリーグファンは”大一番”と言えば赤と蒼を連想する
昨年は横浜Fマリノスと浦和レッドダイアモンズがCSで激しい火花を散らした
でもサッカー界で赤と蒼といえば概ねそれはワインレッドとサックスブルーを指してきた
それはすなわち鹿島アントラーズとジュビロ磐田を意味する

この日ジュビロは浦和が獲得の意思を表明した藤田俊哉を
急遽、彼がもっとも好むトップ下のポジションで起用してきた
監督よりもむしろアシスタントコーチとして優れた業績を残してきた山本は
皮肉にも自身の中間管理職的な手腕を見事に披露することとなった
2001年の年間最優秀選手で、現役日本代表でもあるこの選手はおそらくジュビロに残るだろう

対する鹿島アントラーズはCFのアレックスミネイロをふたりのドリブラー(本山雅志と深井正樹)で補佐する強烈なスリートップ
だが軸は言うまでもなく小笠原満男だ

試合開始早々に深井の左足が火を噴く
強烈なミドルシュートで開始わずか1分で先制すると
2点目をこれまたパワフルな一発でお膳立て
直後に怪我のため前半だけでベンチへと引っ込んだ
まさに”爆弾”のような男だ

そして2点目を挙げたのはやはり小笠原満男だった(これで3試合連続の得点となる)
シーズンが終了して、鹿島がこのままの順位を維持しているならば
きっとイタリアに向かうのだろう