11人の侍

「生きている間に日本がワールドカップを掲げる瞬間をみたい」ひとたちの為のブログ

サー・アレックスが懐かしむベックス

2005年11月24日 22時33分11秒 | サッカー
レアル・マドリードのCL優勝は絶対にないと断言する

白い巨人はもはや欧州のトップランクから滑り落ちた
いまだ強いチームには違いないけど
チェルシー、ユヴェントス、ACミラン、バイエルンミュンヘン、そしてバルセロナの
ひとつしたのグループに属するのが実情だ

例えばバルセロナとのスペインダービー「クラシコ」での失態
2005年度バロンドール!ロナウジーニョのプレイは桁外れだったけど
一試合に2回もドリブルシュートを許すなんて
(しかもそのうちひとつはなんと50メートルの独走!)
前述した5チームなら起こり得なかったはず

サンチャゴ・ベルナベウにリヨンを迎えたCLでも
レアルは存在感を示せなかった

僕はジダンこそが史上最高の選手だと思っているけど
いまや彼は半径5m以内にあるボールを追う努力すら放棄している

チームはもうGL突破を決めているから?

いやいやだったら代わりにフレッシュな選手を使えばよかった

そんな選手はいないけれど

レアルはどんな状況下でもこの偉大なフランス人に頼らざるを得ないのだから問題は深刻だ

同じ日にフェネルバチェと対戦したACミランは
カカァが負傷で退くと直後にルイ・コスタを投入して結果3得点を追加した

ちなみに4点を挙げたのは昨シーズンバロンドールのシェフチェンコ
パートナーはジラルディーノで交代出場はクリスチャン・ヴィエリ
出番のなかった<ピッポ>インザーギでさえレアルは喉から手が出るほど欲しいに違いない

なにせレアルにはストライカーがひとりもいない
ロナウドが負傷した時点でチームはオーウェンの放出を後悔したはずだけど
ここにきてセカンドストライカーのラウールまで失った
残ったのはシュートが苦手なブラジル人ドリブラーのロビーニョと
中盤のグティとジュリオ・バプティスタ、、、

孤軍奮闘のベッカムが幾度となくクロスボールを放ってみるも
(良いのか悪いのかは別にして、右ウイングハーフの彼はひとりで左サイドバックからフォワードまですべてをこなしてみせた)
そこに待ち構えている選手はいない

ベッカムのクロスを誰よりも欲しているのはチームメイトの誰でもない
レアルと同じく停滞する
マンチェスターユナイテッドのサー・アレックス・ファーガソン監督か