11人の侍

「生きている間に日本がワールドカップを掲げる瞬間をみたい」ひとたちの為のブログ

Man U vs West H ~そろそろ観たい日韓戦~

2005年11月28日 19時51分14秒 | サッカー
あのロイ・キーンを切ってまで生まれ変わりを図るマンチェスター・ユナイテッド
期待する若い力の爆発によりリーグ2位へと浮上した

決勝点は生え抜きのジョン・オシェイが放った驚異的な打点のヘディングシュート
元マンチェスターU所属
白血病患者に尽くし赤十字から表彰された好漢ロイ・キャロルの両手の上から叩き込んだ

フットボールは情け容赦ない

でも若手が発奮したもののマンチェスターUの雰囲気はどうもきな臭い

以前リオ・ファーディナンドとの喧嘩が報道されたファン・ニステルローイは
ウェストハムに所属するリオの弟アントン・ファーディナンドにもろにタックルを食らわせた

偉大なテディ・シェリンガムが巧みになだめなければ
兄同様、血の気が多そうなアントンは報復さえしそうな風情だった

こんなシーンもあった
発端はDFとGKの間に入った対処の難しいロブボールに対し
指示を出しそびれたファン・デルサール
タッチに逃げたファーディナンドは即座に長身のGKを怒鳴りつけた
すると数分後
ファーディナンドの頭の上に落ちてきたクロスボールに対して
ファン・デルサールは機敏に反応
ファーディナンドの頭ごとボールをパンチして吹っ飛ばしてしまったのだ

その後のやり取りがテレビ画面に映らなかったから
あくまで僕の想像になるけれど
ファーディナンドとオランダ人たちはあまりうまくいってない

そんなマンチェスターUの光明はプレミアの激しい当たりにはやくも慣れ始めたパク・チソン
フィオレンティーナ時代にイタリア最強のCBとさえ称されたチェコ人
トーマス・レプカの激しい当たりを掻い潜って
見事なアシストパスを記録した

数多くのファールやイエローカードを引き出す機敏さや
ダイレクトのアシストパスももちろん健在だ

ジーコ監督は嫌がっているようだけど僕は久しぶりに本気の日韓戦が観たい

先制点のウェイン・ルーニーにも触れなければいけない
僕は度々ルーニーの名を出すけど
実際あまりにも優れているのだから仕方ない

純粋なCFもこなせるトップ下の選手だから
ローマのフランチェスコ・トッティとポジションが被るのだろうけれど
ゴールネットを突き抜けるかのような瞬発力と
守備力を考慮に入れると(ルーニーはチーム屈指のタックルの名手でもある)
僕は20歳の若さにしてすでに
ルーニーはトッティを上回っていると思ってる