マツモトの研究生活。

研究生活を綴ります。
近況報告が多いです。
コメント頂くと狂喜乱舞します。

策士

2007-01-05 18:54:46 | 写真つき日想。
新年早々、去年のクリスマスの話なんですがかまいませんね!(開き直り&逆ギレ)

忘れもしない去年のクリスマス・・・
あの日俺は
教室の前で
玲子さんを待っていた。
彼女の英語の授業がもうすぐ終わる。
A4サイズの紙2枚分、手書きで書き上げた俺の思いを
受け取ってもらうつもりだった。
扉が開き、中から男子がわんさか出てくる。(悲)
その波を掻き分けて、俺は走った。

プリントを整理している玲子さん(英語教員・齢50)に
期限ギリギリの英語のレポートを提出しようと、俺は走った。
「どうせそんなオチだろうと思った」とか言うな

どうやら間に合いそうです。実はこの時まだ清書ができてなかった(汗)
先生は他の生徒のレポートを片付けてます。
彼女の気を引いて帰るのを長引かせるためにも、ここは会話を始めなければならない!

「先生、レポートってA4の用紙2枚分でいいんですよね?」

「ええ、そうですよ。」

そりゃあそうだよ、何度も確認したんだから。
わかってるけどとりあえず会話を成り立たせるんだ!
その間俺の右腕は最大限のスピードかつ最大限の精密さで文字を綴り続ける!!

「みんなどれくらい書いてるんですか?」

「そうねー、パソコンで詰め詰めに書いてる子は2枚くらいね。
 でも、手書きの子は3、4枚書いてるわよ。」

??? 先生の言った言葉の意味を理解できない俺。

「あ、あの、手書きでA4サイズ2枚(正直1枚半)というのはダメなんですか?」

「うーん・・・みんなやっぱり最低でも3枚は書いてるわねぇ?」



というわけで甘酸っぱいはずのクリスマスの夕方は、
メディアセンターのパソコンと共に過ごしたわけですよ。
玲子さん、奴は策士だ!確かにA4サイズ2枚って言ったのに!(涙)
でもまぁ確かに内容が薄すぎるというのは感じていたのだ。
ここは開き直って充実したレポートにしてやろう。
以前紹介した犬と猫の対比についてさらに詳しく書いていく。

出来上がったのはメディセンの閉まる7時ギリギリ!
急いで先生の研究室まで走る。
提出用のフォルダが扉にぶら下げてあります。
ここにレポートを突っ込んどけばいいわけだな。



そこで俺は、
彼女が真性の策士であることを悟る。


レポートの最終チェックに入る俺。


よしばっちり。後はこのフォルダに入れとけば・・・





リポートっ!?Σ( ̄□ ̄;)