新天地での新年度スタート！

4月1日金曜日。

新天地…いや、元の勤務地であり、オレの居住地でもある和歌山の事業所に10年半ぶりの復帰の朝を迎えた。

10年半前とは違って事業所も移転してるからまったく初めて行くところ。

懐かしい反面、アウェー感もあるちょっと不思議な感覚。

しかし、10年半前のような緊張感は無かった。

まあ10年半前に大阪に異動した時は知った人も一人もおらず、土地勘も無くで不安しか無い状態だったからね。

 

今まで大阪に通ってた時よりも40分遅く起床。

出かける時間も40分遅くなるから当たり前なんやけど、それでも朝起きる時間が違うだけで出かける準備に要する時間は同じのはずなのになんか朝家でゆっくりしてた感があった。

家を出る。

自宅最寄り駅に向かう。

今まで10年半毎朝駅で見かけた顔ぶれとは全然違う。

同じ駅なのになんか新鮮。

そして人が多い。

40分違うだけでこんだけ人が多くなるもんなんだな。

これで学校が始まったらもっと増えるんだろな。

 

乗り換え駅に到着。

今まではここで大阪方面に乗り換えてたが、今日からは違う方面へ。

ちょっと緊張してきた気がする。

電車を乗り継ぎ、さらにもう1回乗り換えて会社最寄り駅へ。

誰か社員に会うかな？と思ったけど、意外に乗って無いのな。

車通勤多いって聞いてたけど、ほんまに電車使ってないんやな。

まあ会社最寄り駅の路線は朝の通勤時でも30分に1本しか電車来ないからまあ車の方が効率よいってのもあるんだろうな。

 

駅を出ると前の方にスーツ姿の男性が数人歩いてる。

多分わが社の社員。

でも後ろ姿で顔が見えない。

当然誰だか分からない

そして駅から会社までの経路がイマイチ分かって無いオレ。

こっそり後を付けるようについて行く。

さらにその前にスーツ姿の女性も歩いてる。

後ろ姿からしてきっと10年半前の異動の時に寂しいって言ってくれた36歳独身爆乳女子の後輩Mちゃんだ！…って思ったけど、スーツ姿の男性が途中道を曲がったのにその女性はまっすぐ行ってしまったから「あれ？違ったのかな？急いで行って声かけんでよかったー。全然知らん人やったら恥かいてたー」なんて思った。

まあ結論から言えば後輩Mちゃんだったんやけど、後で聞いてみたら「あの道通りたくないから」って理由だったわ（笑）

 

会社に着く。

事務所に入る。

懐かしい面々が多々。

「久しぶりー！」

みんなが暖かく迎えてくれた。

10年半前とほぼ変わって容姿。

まるで昨日まで一緒に仕事してたような感じの会話。

ほんま、10年半って考えたら長いけど、案外大人になったそうそう風貌が変わるもんでもないし当たり前なんやけど、10年半という長い月日を一瞬のように感じた時間だった。

 

支社長にまずは挨拶。

我が社は約3年に1回くらい支社長が変わるからオレは当然初対面。

今の支社長は確か3年くらい前に滋賀から来た人だと思う。

そんな支社長からも「やっとですね。待ってましたよ」と声をかけていただいた。

その次に部長に挨拶。

この人はオレが和歌山に復帰できるよう裏でほぼ3年に渡りいろいろ大阪と交渉してくれた人だ。

「長いことかかって悪かったな。」と。

とんでもござーません。

この人がおらんかったらオレ多分二度と和歌山に戻れてなかったと思う。

大阪離れる最後の日に、大阪の部長から「本当はオレは戻すの今も反対なんやけどな」と言われたから。

ほんま今となっては感謝しかない。

 

朝礼時。社員の前で着任の挨拶。

和歌山県内の他の営業所にもライブ配信で

緊張でほぼ何を言ったか覚えておらんわ

けど、昼休みに今は別の部署やけど、大阪行く前には同じ部署だった身長175cmくらいあるオレと同い年の女子（顔がさかなクンみたいなので今後このブログに登場させる時は「さかなサン」と呼ぶ）に社内で出会い、久しぶりー！なんて会話してたらさかなサンが「え～さん、変わりましたね」と。

え？どこがどんな風に！？って聞いたら「うまく言えないけど、朝礼で挨拶してるの聞いてたらなんか変わったわー思って感動してしまいました」と。

オレ、そんな感動するようなことしゃべったかな？

てか10年半前はどんだけ言葉に重みの無い人間だと思ってたんだよ！…と心の中で突っ込んだ

 

昼休み。

36歳独身爆乳女子の後輩Mちゃんと、これまた10年半前からいる43歳独身女子のキャンベルちゃん（このブログ初登場w容姿からニックネーム付けるの難しいから本名から連想で。ちなみに純日本人ですw）とお昼を一緒に買いに行く。

…あ、余談ではありますがキャンベルちゃんは貧にゅ●です（←この情報いらんしそもそもこの発言セクハラです）

道中、近所のスーパーの前を通った時に後輩Mちゃんが「あ、イチゴ売ってる！おいしそう。え～さんイチゴ買って」と。

た、楽しい…。

こんな些細な会話が楽しい！

大阪では同僚（おっさん数人）とお昼を買いに行く時の会話はずーっと会社の愚痴だったからな。

ちなみにイチゴは買ってませんw

さらにちなみに、後輩Mちゃんの爆乳は10年半前と変わらず健在でした（←セクハラ2発目）

 

ですが。

楽しかったのはここまで。

午後から地獄でした

我が社ではちょっと高額商談になると、このまま商談すすめてリスクは無いか、価格は妥当か等々の事前検討会が社内であるんですよ。

その検討会に急遽出席させられた。

大阪に居る時も当然あったけど、その時はこっちは「商談すすめさせて下さい」の側で参加。

でも、この時は違った。

「このまま商談すすめて良いと許可する側」で参加させられた。

部長からも「これからはマネージャー（オレの上司）が不在の時はえ～さんに代理承認決済してもらうからね。」と。

マネージャーが居る時も、マネージャーに承認回るその前にオレの承認も通る決済ルートになってた…。

 

ちょその役割重くね！？

何も聞いてなかったけど、オレそういうポジションで和歌山に戻ったの！？

おれ、お気楽に働けるつもりで戻ったんですけどーーーーー！

この検討会以外も今期の狙い先をどうするこうするみたいな会議やら予算編成会議？にも出席。

アカン…。

思ってたんと違う…

 

17時半。

終業時刻。

疲れた…。

なんかめちゃ疲れた…。

何なのだろう、この疲労感。

でも、慣れなければイカン。

勝手に甘っちょろいことを考えてたのはオレの方だし。

 

ちなみに、4月1日なもんで入社式もあった。

我が社は北は北海道から南は沖縄まで津々浦々事業所があるが、コロナ前までは確か東京と大阪の2か所に集合形式で入社式をやってたはず。

そしてコロナ禍では確かリモート入社式だったはず。

でも、今年は自宅最寄りの事業所に行くことになってるのか？5名が和歌山で入社式に挑んでた。

オレもちょっと入社式を見学してみた。

まだ学生の顔してる新入社員。

でも緊張で顔がこわばっている。

27年前のオレもきっとこんな顔で入社式に出てたんだろうなぁ。

てか、もう新入社員は息子、娘の年齢やん！こわー…なんて思いつつも、「オレも新天地で心機一転頑張らねば！」と気持ちを新たにした一瞬でもあった。

 

以上、何のオチも無い長文すいません（このブログは個人の備忘録でもありますんで）