責任の取り方（悪い例）

号泣県議の政務活動調査費　野々村県議が辞職、公文書偽造などで告発(産経新聞) - goo ニュース

全世界で話題沸騰の号泣議員こと野々村竜太郎兵庫県議会議員。
…いや、議員辞職したから「元」議員か。

噂の号泣会見自体は号泣場面だけテレビで見たけどなかなかの面白さだったね。
つか、マスコミではどの局も号泣の面白部分だけを抜粋して報道してたのでそれしか言いようが無いんだけども、結局3時間近くも記者会見して（うち号泣してたのは10分ほど）何の説明もしてなかったとか。
本人は3時間も会見したのはすべての記者のすべての質問に丁寧に答えるとの主旨だったらしいけど…誰も何も納得して無いんじゃ3時間だろうが4時間だろうが丁寧でも何でも無いやんね。
つか、3時間も会見して意味不明な言葉を発しながら号泣しか印象に残らんて、いったいどんな会見だったんだか…

まあそれはそれで置いといて。
この野々村議員だけやなく、国会議員から市町村議員まで含めて、議員っつー職の方々はどうしてこうもお金に関してグレーな部分が多いんやろね。
過去何度も何度も今回と同じ理由で議員辞職する羽目になった人がいるのに…。
つい最近でもそうや。
8億円で熊手を買ったと言う苦しい弁明しか出来ずに某政党の党首を辞職した某議員がいたやん…。
ま、有権者として、納税者としてはこういうのはごくごく一部の議員だけやと思いたいけどね。

大体考えて貰いたい。
議員っつーのは我々市町村民、県民、国民の代表やん。
だからそれぞれの代表として本当は滅私奉公のつもりで頑張ってもらわなアカンはずやん。
その為にはお金もかかるだろう。
だからこそ、月給もサラリーマンに比べりゃ多いし、今回（つか過去何度も）問題になった政務活動調査費なんかも認められている。
それはそれでええねん。

が！
今回の野々村議員も含め、ごくごく一部の議員は何か勘違いしてんじゃなかろうか！？
選挙で選ばれた＝特権階級を手に入れた
…みたいなね。
だから政務活動調査費なんかを都合のいい財布代わり程度に思って使っているんじゃ無かろうか。

野々村議員。
今回の件に関して使途を問われても「覚えていない」「無頓着なので」とか、そんなん知らんがなって話です。
もし本当に覚えていなかったり無頓着だとしたら、そんな記憶力の無い、かつずさんな人間は県民代表として政治に参加するには不適格です。

で、結局追い詰められて議員辞職。
そして不明瞭な政務調査費約1,834万円も返納だとか。

あのね…。
大体悪さをした議員さんは
辞職＝責任を取った
みたいな風潮があるよね。

甘～い！

オレに言わせりゃ（つか誰もが思ってるが）辞職なんて単に追求から逃げただけやん。
こんなん飲酒運転と同じでただの逃げ得やん。
本来責任を取るっつーのは、グレーだった部分を有権者が納得する説明をすることですやん。
お前らが使ってる金は給料も含めて我々有権者の血税やねんぞ！
それを忘れて真実を何も語らずただ逃げる。
ホンマに一番最低で卑怯なやり方ですわ。

それとも一つ。
お金を返して済む話でも無いぞ。
こんなことで許されるなら、万引きした子供の親が店に対して「品物を返したんだからいいでしょ！」とか「お金を払えばいいんでしょ！」と逆ギレしてるのと同じ。
それは話が違うでしょってコトですよ。
子供のころに言われなかったか！？
「ゴメンで済んだら警察はいらん」て…。

今回は刑事告訴もされた。
それこそ完全に警察沙汰になった。
ゴメンでは済まない。
野々村議員にはしっかりと真実を話してもらいたい。
これが責任を果たす最後のチャンスだ。

警察でも号泣するだけやったりして…。
それはそれである意味面白いかも…。

つか、子供や女子じゃあるまいし…
泣いたら許されると思うな。

そして…

泣くんやったら初めからするなって話。


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