サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

断った男と飲んだ女

2024年07月20日 08時04分24秒 | 時事ネタ

今日はスポーツ関連のネタを。

 

小牧太 地方騎手試験合格で兵庫復帰へ 地方→中央→地方は史上初「園田のレジェンドになれるよう」

 

まずは上のネタ。

中央競馬の騎手である小牧太騎手。

元々は地方競馬から中央競馬に移籍したジョッキーである。

地方?中央?何それ?騎手は騎手じゃないの?

まあこれは話すと長いから手短に言うけど、日本には中央競馬と地方競馬という2つの運営主体があって、中央競馬は日曜日の15時からフジテレビ系でテレビ中継やってて、みんな知ってる武豊とか所属してる日本中央競馬会が運営している競馬。

地方競馬とはディープなファンがこよなく愛し、競馬を知らない一般人にはほぼ目に留まることも無い(言い過ぎ)競馬。

運営主体は自治体であったり組合であったりする。

まあまあ有名なところで言えば東京なら大井競馬、あとは北海道で行われている世界唯一の帯広のばんえい競馬とかがそれやな。

ん?分からん?

プロ野球で例えたらNPB(日本野球機構)が運営するのと、それとは異なった団体が運営するいわゆる独立リーグみたいな、同じプロ野球でも主催者が違うって感じですわ。

 

話を戻す。

その元地方競馬から中央競馬に移籍した小牧太騎手が再び地方に移籍すると。

一般的には地方競馬より中央競馬の方が賞金が高い。

賞金が高いと言うことは、勝った時の騎手の取り分は当然地方よりも高い。

やっぱりプロスポーツ選手はより良い条件を求めて移籍なんかするよね。

野球選手で言えばメジャーリーグに行ったりね。

だから騎手も地方から中央へ移籍なんて話は以前は良くあった。

(今は日本中央競馬会が移籍のハードルを高くしたのでほぼ無いけどな)

そんな移籍組の一人である小牧騎手。

中央競馬では重賞34勝という輝かしい成績を挙げている。

…が、近年は騎乗数も激減し、昨年は1回も勝てず。

今年も今のところ1回も勝ってない。

そんな状況を打破すべく、騎乗機会を求めて再度古巣の園田競馬に移籍を目指して地方競馬の騎手試験を受験。

そして昨日、合格発表があって見事合格。

8月から再び地方競馬の騎手として再スタートを切る。

小牧太騎手は56歳。

56歳の再スタートを52歳でもう何にもチャレンジする気力もないオレは応援したいで。

小牧騎手は合格発表までお酒を断っていたとか。

好きなモノを断って合格を祈る。

まあ言ってしまえば古臭いゲン担ぎやけど、それくらい本気やぞ!ってことは伝わるよね。

でもホンマ、また園田競馬に行って小牧騎手を応援したいで!

 

続いてはこれ。

 

体操女子・宮田笙子が喫煙&飲酒 出場辞退はJOC「史上初」のケース パリ五輪団体戦は“異例”対応

 

体操のパリ五輪日本代表の宮田笙子選手が飲酒と喫煙がバレて、目前に迫ったパリ五輪の代表を辞退したと。

うーん…。

どんな競技でも日本代表レベルになるには素質はもちろんのこと、他の誰よりも努力をしてこの地位を獲得したんだと思う。

でも、やったらアカンってことはやったらアカンわ。

今回の件は代表行動規範に違反ってだけじゃなく、そもそも日本国の法律で20歳未満はアカンってハッキリしっかり規定されているお酒とたばこをやっちゃってんだから。

「いろいろなプレッシャーがあって、ついやってしまった」

って事らしいけども、どんな事情があれやったらアカンことをやってしまったんだからそこはもう自業自得としか言いようが無いな。

 

ただ、オレが気になるのは、これが「内部通報」で発覚したこと。

ここからオレの推測やけど、飲酒も喫煙もいままでも結構やってたんじゃね?ってこと。

他の選手の目に留まるところでね。

本人いわくは聞き取りで「いずれも1回ずつ」って言ってたらしいけどもホンマか!?って思う。

たったの1回なら見間違い!?ってことでそう簡単には通報しないと思う。

だって少なくとも日本代表になる辛さや厳しさを知ってる同士でもあるんだから、そんな地位を簡単に失うような事をあえてしたい選手なんて居ないと思う。

でも、実際は通報された。

ということは、複数人に何度も見られ、他の選手のメンタル面にも影響が出たレベルだったんだろうなと。

 

そもそもね、プレッシャーに負けそうになって酒とたばこに逃げるか?って。

酒もたばこもしない人間がプレッシャーに負けそうになったらきっと違うことで気分転換すと思うのよ。

それを酒とたばこ…。

うん、そういう意味でもこれは間違いなく常習だな。

いくら体操の素質があったとしても、誰よりも努力はしていたとしても、酒とたばこに逃げる…。

「あえて言おう、カスであると!」(byギレン総帥)

 

新天地を求めて酒を断った56歳。

方やプレッシャーに負けて酒とたばこに逃げた19歳。

まるで両極端な2者が同じ日のニュースになるのは何たる皮肉…。

ま、宮田選手はまだ19歳。

これを糧に次のオリンピックで再度代表になれるよう頑張って欲しい。

それでこそ人に認められるってもんだ。

これで腐ってしまうようならやっぱり酒とたばこに逃げるようなカスだったってことで…。

コメント (2)
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