安保法案成立 ～反対派は支離滅裂～

松本人志、安保反対・反戦デモに持論「国会に向かって言うことなのか」
小籔千豊、安保反対派に疑問「中国の抗日軍事パレードをどうお考え?」

松本人志や小薮もいいこと言うやんか。
ヘンな石頭の憲法学者さんや大学の先生なんかよりこの二人の話の方が分かりやすいしよっぽど説得力あるわ。
もうね、松本と小薮の意見にすべてが集約されてますよ。
オレは基本的に安保法案には賛成の立場だ。
でも、仮にどっちか分からん中立派だったとしても、これまでの反対派の方々の話を聞いててちっとも納得できるものでは無かったからね。

そもそも反対派の方々の話はメチャクチャ。
何でそうなるの！？みたいな話も多々。
そんなので国民を納得させられるのか？って思ったもん。

特に良く耳にした内容。
日本の民主主義は終わった
どうして？選挙という民主主義の象徴とも言える方法で選ばれた自民党政権。
その政権が決めたことがどうしてダメなのか？
そりゃね、全員一致の意見を出せるのは一番ベストだろうよ。
でも、世の中これだけの人数が居て、全員一致なんてまず無い。
そんなのが可能なのは独裁政権くらいでしょうに。だって、反対派はすべて粛清されちゃうんだから。
だから多数決しか無いんですよ。
ベストでは無いがベターなんですよ。
文句があるなら次の選挙で少数派から多数派になるしか無いんですよ。

平和を貫いて来た日本の国際的信用が落ちた
そんなことを言ってるのは中国や韓国くらいですけどね。
米英は歓迎の姿勢。
中国の脅威を目の当たりにしている東南アジアの国々も評価してますが？
中国・韓国の意見が世界の評価なのですか？

戦争法案だ！
どうしてそんな話になるのかねぇ。
じゃあ聞くが集団的自衛権の象徴とも言えるNATO。そう、北大西洋条約機構ですわ。
これらの国々、どこかの地域に戦争を仕掛けたことがありましたか？
もしくは逆に他国から侵略されたことがありましたか？
平和そのものですよね？
集団的自衛権を持つことで戦争の抑止になっていることは明らかだと思われますが？
集団的自衛権＝戦争なんて、ホント理論のこじつけも甚だしい。

十分に審議されていない！強行採決だ！
安保法案は戦後5番目の長さの審議時間を費やして可決されました。
これで審議が不十分なんて言ったら、これまで決まった、そして今後決まるほとんどの法案が十分審議されてないことになりますよ。
無茶を言うのもいい加減にしなさい。
それに審議をまともにしようとしないのは野党側。
対案も出さずに違憲だ！戦争だ！と、何言ってんの？って感じです。
そもそも民主党が政権時に21回も強行採決しておいて、その批判はまったく説得力がありません。

安保法案は憲法違反！
元最高裁判事だか、エライ憲法学者さんだかが何を言おうとも、最終的に違憲かどうかの判断をするのは最高裁判所なのです。
最高裁判所が違憲の判断を出していない以上、誰が何と言おうとも違憲では無いんですよ。
そんなに憲法が大事なら、在日外国人への生活保護費支給は違憲としっかり最高裁で判決が出ているのになぜ支給され続けている現状に声を上げない？

ほとんどの人が反対している安保法案！安倍首相は国民の声を聞け！
確かに国会前にはデモで大勢の反対派の人が集まったよ。
でもね、賛成派の人は声を挙げる必要も無ければデモする必要も無し。
そりゃ国会前でインタビューをすりゃ反対意見ばかりだろうよ。
ほとんどの国民が反対な風に見えるだろうよ。
本当は賛成派もデモをしていたらしいがまったく報道されず。
印象操作と報道しない自由の駆使、もういい加減や止めたら？

安保法案反対派の方々は、基本的には武力ではなく話し合いで解決を！って考えなんやろ？
でも、一番話し合う姿勢に無かったのが反対派の方々だったのでは？
でかい声出して迷惑極まりないデモをやってみたり。
しかも時には汚い言葉を使って。
それはこういう方々が常に反対しているヘイトスピーチでは？ってのもあったよね。
自分たちが使うヘイトスピーチは良いヘイトってコトなんでしょうかね。
平和だ！話し合いだ！と言ってる連中の方がオレには好戦的で話し合う余地も術も無し！に見えたぞ。

そして今回反対派が情けないと思ったのが2点。
まず1点目。
あたかも「今まで政治に興味が無かった普通の若者も声を挙げた！」的に持ち上げられたSEALDsを筆頭とする若者集団。
オレもね、政治に興味を持つのは良い事だと思う。
でもね、自分の頭で考えてのことならまだしも、他人（左側マスコミや共産党）の言い分をそのまま代弁してるだけでは限界がありますわ。

フジテレビのお昼の某番組に出演したSEALDs代表の奥田君。
アッサリ論破されてましたもんね。
↓これ
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00302544.html

（抜粋）
奥田：「本当に前回の選挙の時に、基本的自衛権や集団的自衛権だけじゃない、今回の11法案、全ての内容に関して争点になっていましか？そんなこと皆さん、テレビでも取り上げていましたか？選挙の時？」
田崎：「そりゃ、相当取り上げていましたよ」
奥田：「そうでしたかね？」
田崎：「日本記者クラブでの討論会でもやってたし。党首討論会でも。」

奥田、撃沈…。

奥田：「安倍さん個人の意思とか、やりたいという気持ちのために、国民全員がなぜ付き合わなければならないのかと思うんです。」
田崎：「そりゃ選挙で選んだからですよ」

奥田、再度撃沈…。

結局こういうコトなんですよ。
民主主義とか言いながら、民主主義を一番無視している連中に持ち上げられて調子に乗ってるから、こういう風に賛成派から見たら清々しいくらいに論破されるんですよ。
自分の頭で考えてない典型的パターンですよ。
デモするオレたち、カッコイイ！的な感覚でデモをされちゃ迷惑以外何者でもありません。

別な番組でもデモに参加してる若者にインタビューしてましたが、
学生：「安倍首相は説明責任を果たしていない！」
インタビュアー：「説明はしていますよ。新聞にも書かれていますし。」
学生：「新聞だけでは不十分です！」
インタビュアー：「国会でも説明していますよ。国会中継はご覧になってないんですか？」
学生：「…はい」

学生、撃沈…。

これまた自分たちの勉強不足が全面的に出たパターン。
新聞が言ってることがすべてじゃ無いんですよ。今はネットで自由に情報が得られる時代。
新聞社による「報道しない自由」に影響されないネットでいくらでも情報が手に入るんですよ。
そんな何も知らない純真な学生？を前面に押し出して同情を買おうなんて、日曜日とかに子供連れで勧誘に回ってくる新興宗教と同じですわ。
中身でしっかり勝負しなさいよ。

情けない2点目。
民主党の岡田代表が数年前に雑誌のインタビューで集団的自衛権は必要だとの考えを示していたと、ヒゲの隊長こと自民党の佐藤議員に指摘されて何の反論もしなかったこと。
そりゃね、当時は本当に必要だと思っていたけれど、今は反対ですって話はよくあることだ。
だから、今はなぜ反対なのかをしっかり説明すべきだと思う。
それもしないでただただ反対だなんて、結局自民に反対のために反対してるだけで意見なんてねーよ、ってのを証明しただけ。
申し訳無いが、こんなんで自民党の支持を減らすどころか民主党の支持者を減らしかねません。

次の参院選は安保法案廃案が争点だ！

それはそれで良いと思うよ。
そう、民意を反映するのは選挙しか無いんです。
それが民主主義なんです。
安保法案がきっかけで国民が選挙に関心を持ち投票率が上がればそれだけ反対派の皆さんが大好きな民意が反映されますからな。
ただ、投票率が上がって賛成派の民意が大きく反映する可能性があることもお忘れなく…。

そして最後に。
オレは安保法案に賛成なのは「戦争には絶対反対」だからです。
集団的自衛権が行使できることにより、それが抑止力となってより平和になる。

日本の平和を守ってくれるのは憲法9条じゃない。
各国が協力して脅威に立ち向かえる仕組みを持っていることです。


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