越後33観音巡礼(第1日目)

2013-05-17 18:49:00 | 越後33観音
平成25年5月17日 越後33漢音巡礼(1日目)
越後観音巡礼の日がきた。 昨年から楽しみにしていた日だ。 今年は越後三十三観音霊場のご開帳の年であるが、なんと初めてのご開帳とのことである。 今回の巡礼に際しては、長岡の15番札所の千蔵院様にいろいろな情報を提供いただき感謝している。 ホームページも充実していて、巡礼者も安心して参拝できるだろう。

先ずは、上信越道で新潟県を目指す。 新井の札所、摩尼王寺を発願寺とした。
2番 摩尼王寺

当寺は、往時は大きなお寺だったが現在は、小さなお堂を近所の方がお守りしているようだ。

1番 岩屋堂
北陸道に入り、名立谷浜ICで降り、岩谷堂へ。 霊気あふるる札所である。 苔むした石段が美しいが、ややきつい。


3番 大泉寺(大清水観音)
ここも大きなお寺だが、「住民が、皆、里の方に移ってしまいました」と住職が嘆いていた。 境内に「功徳水」という湧き水あり。 眼病によいとか。 顔を洗い、眼も洗った。 とってもスッキリした。


4番 妙智寺
鯨波の札所。鯨波は小学校の修学旅行の地である。 この時、鯨波で初めて海を見たのである。


7番 摩尼珠院
現在は、無住のお寺。納経所は、徒歩数分の場所。


8番 不動院
風情ある札所。 ここの観音様は実に立派なお姿の千手観世音菩薩である。 檀家の方だろうか、しっかりお守りしている様子が伺えた。写真は、観音堂への石段。


6番 常楽寺
ここも無住の札所だが、きちんと管理されていた。 7番の宝蔵寺様が関与しているとのことである。


5番 宝蔵寺
6番で巡礼者と会話したら、この寺のご住職に、「数珠は持ってきたか」「ここのご本尊は何観音か」など問いかけられ説教されたと言っていて、期待と緊張で参拝したが、あいにく、ご住職は留守で本堂に納経帳の差し替えが置いてあった。 写真は境内にある仏足石。


19番 光照寺
出雲崎の札所。 良寛様に縁のある札所である。 境内は、色々な植栽があり美しい。


20番 照明寺
寺泊の札所。 ここに参拝時、女房が「このお寺に小学校5年の臨海学校で来た気がする」と言い出した。 55年も前の話である。 お寺の奥様に話を伺うと「義母の時代に、宿泊も提供していたそうです」とのこと。 正に奇縁である。 そんな訳でひとしきり、奥様との会話が弾んだ。

今日は、この20番で打ち止めとし、寺泊の旅館へ向かった。 佐渡、弥彦山が美しい。

あぁ、今日もいい日だった。
ホテルからは日本海の景色も良く、食事も満足した。 無事、結願できるように祈って一杯飲って就寝した。 明日も良い天気そうだ。




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