江戸33観音 その1

2011-09-18 21:45:00 | 江戸33観音
平成23年9月18日(1番~5番札所)

前々から訪れたいと思っていた「江戸三十三観音」札所巡りを始めることにした。
現在の札所は「昭和新撰江戸三十三観音」といって、江戸時代の札所とは、いくつかの札所が異なっています。西国三十三観音や坂東三十三観音といったメジャーな札所では、ありませんがなんと言っても、お江戸の札所です。浅草寺、回向院、清水観音堂(寛永寺)、増上寺、護国寺 等といった名刹も含まれています。

先ずは、江戸1番の「浅草寺」である。浅草は今年の春、花見の帰りに寄ったが、東日本大震災の後で閑散としていたが仲見世も元の浅草のように賑わっていたのが嬉しい。
浅草寺にお参りの際は、本堂右側の浅草神社にも是非お参り下さい。(浅草寺の縁起)


本堂で参拝後、影向堂で納経をお願いし、境内を散策し、伝法院通りを右へ。
11時前というのに、天丼の「大黒家」は順番待ちのお客の長蛇の列である。


伝法院通りから六区通りを抜けて合羽橋通りへ、調理器具、食器の店をひやかしながら、2番札所の「清水寺」へ 「河童の像」↓


清水寺は最近、建直されて、ビルの中に納まっていた。


↓本堂内、本堂に案内していただき参拝。


参拝後、また浅草に戻る、どこにいっても路地からスカイツリーが見える。


3番の人形町の「大観音」へ
正面の右側の格子内に馬頭観世音菩薩像。京都の清水寺の観世音に帰依する北条政子が、夫の頼朝が志を得て、鎌倉幕府を開いた時に新清水寺を建立した時の本尊さまとのこと。


札所本尊(ガラスが反射して、よく撮れませんでした。ご容赦下さい)


境内のお地蔵さん


次なるは、日比谷線で人形町から次の「小伝馬町」へ
5番札所の「大安楽寺」である。


ここは、江戸時代に伝馬町牢獄のあった場所とか。


小伝馬町から、秋葉原経由で、両国へ。
今日の最後の目的地である、両国の4番札所「回向院」へ向かう。この寺は不思議な空間の寺である。先ずは「鼠小僧」の墓がある。ペットのお墓も多数。この地は、昔、国技館があった場所とかで「力塚」とか、お相撲さんに関する物も多い。


これは、「回向院の山門」


境内の「力塚」


回向院を後にして、両国駅へ戻る。丁度、国技館は秋場所中なので雰囲気だけでもと思い国技館へ寄る。門前は相撲ファンが贔屓の力士の到着を待って賑わっていた。


これは、なんという力士でしょうね?


久し振りの東京ウォーキングであった。 それにしても「江戸33」は、まわりやすいことを実感した。地下鉄の駅舎をでると、そこが「札所」という感じ。信濃の札所とは大違いである。新たな目標を作ったので、今年から来年は、5~6回は東京に来ねばならない。 次は、上野、湯島近辺を予定するかな。

あぁ、今日もいい日だった。


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