「団体が庁舎を占拠した」昔の話である、佐藤将助役、陣野強助町長の時代にこの事件が起きた。この事が私のトラウマになっている、突然、頭痛に襲われたり、息苦しくなる事がある。癌が再発する前に真実を記録しておく事にした。ここに公表する事は冷酷な役場や警察等の仕打ちです。この事件とは、親和銀行が保証協会と共謀、公務員を保証人にして、団体と名乗る土建業者に融資を行った事件である。この団体に渡した証拠(覚書)を役場や警察が隠蔽して、一人の公務員の事件として処理したことです。そもそもこの事件の発端とは・・或る日私が出張から帰って出勤すると、町長室が団体に占拠されていた。桜の紋章と団体名の刺繍がしてある紺色の制服を着た七~八名の組員に、四役と課長達が取り囲まれていた、人権に関する法律を朗読させられていた。今日で二日目だと言う。三日目庁舎の外は薄暗くなっていた、警察の機動隊が庁舎外で待機している、陣野町長は全国団体の幹部から電話で指示を受けていた。そのとき、佐藤助役から、私に対して、交渉人として仲介の労に当ってくれとの指示があった。早速二階の別室で、団体の代表と、佐藤助役、月原総務課長と私が同席して交渉する事となった・・・協議の結果「関係のこの団体を公平に取り扱う・・」と云う覚書を要求されて作成することになった、私が書類を作成して総務課長、助役、町長が決裁して、占拠している町長室で、町長が団体の会長に「覚書」を直接手渡した。この後に事件が起きた。私に対して、この土建業者と右翼団体が言い掛りを付けて来た、恐喝、手形裏書の強要、最後には保証協会と親和銀行が連帯保証を強要するに至った・・・行政組織から交渉人の役を命ぜられた私が地獄に落ち込む事に成ったのである。次に記述する事が、この事件の真相です。この占拠事件で、理事者が江迎警察の事情聴取を受けた、その結果を陣野町長が、私を町長室に呼んでこう話した「私(交渉人)が独断で覚書を書いて団体に渡した事にするようにと江迎警察から言われた」と話された。その後の、保証協会との裁判で、私の弁護士が要求した「覚書」の提出を、陣野町長と職員達が拒否したのです。警察と役場がこの証拠書類を隠蔽した為に、私が彼等から手形保証や連帯保証の強要を受けた原因の究明が出来なかったのです。判決の後に裁判官が私に、貴方は世知原町に対する「遡及請求の訴訟」が出来ますと助言したのです、しかし、自治行政と警察行政そして同僚の裏切り等組織ぐるみで隠蔽が謀られた事で、私は遡及請求訴訟が出来ずに数千万円の保証を被ったのです。その清算は在職中に誰に迷惑を掛ける事無く完了させました。組織が覚書の控を隠蔽しても、相手に渡した書類は存在していたのです。この団体を名乗った土建業者の代表は後日に麻薬使用で逮捕され出所後死亡しました。私は在職中関係の担当課長でしたので、彼らの悩みは良く理解しています。真面目に働いている人達を差別する事は決して許されないのです。人としての彼等の心の叫びを踏みにじって、自治行政や警察行政の保身の為に、弱い個人に全てを転嫁したことは決して許される事ではないのです。