リバーの練習日、早めに家を出発。準備運動を兼ねてコート近くの智光山の植物園を散策しました。日曜日にはまだ、白や深紅、ピンク、黄色など、鮮やかな装いを残していたバラ園は、花が摘み取られて越冬するための剪定を待つばかり。代わって花壇やプランターを賑わせているのは「パンジー」です。
春の花と思っていたパンジーですが、調べると花期は11~5月とあります。越冬して咲くのですね。ヨーロッパに分布するスミレを交配させて生まれた園芸植物で、通称は「サンシキスミレ(三色菫)」とも。品種改良はビオラ・トリコロルなどの品種を使って19世紀初頭に始まり、30年ほどの間に数百もの品種が誕生。20世紀になると、アメリカなどでも品種改良が行われて、第2次大戦後には径が10センチを超えるような大輪も。日本には江戸時代末に入って来て、「遊蝶花」や「胡蝶草」と呼ばれたそうです。「パンジー」という名前はフランス語の「考え」を意味する「パンセ」から。少し前に傾いて咲く花の姿が「物思いにふける人のよう」に見えるからだそうです。なるほど、です。
Kコーチの指導のもとで行われた練習には、先日のヨネックス練習会に参加した入間市のクラブの女性2人も参加してにぎやかに。午後からのミックス戦は、パンジーではありませんが「考え過ぎ」てゲームに集中しない悪い癖が出て1勝2敗。不甲斐ないけれど、直らないですね。
(64蛍)