川越リバーのブログ

ソフトテニスが大好きな「川越リバー」の動向です。HP「リバーの小部屋」も訪ねてくださいね、会員も募集中です

杖になる花

2017年10月25日 12時38分03秒 | ソフトテニス

 水曜会テニスの日ですが、残念ながら雨。「それでも…」と出かけた三芳町のコートには何カ所も水溜り。思った以上に降ったようです。仕方がないので、MLBのワールドシリーズをTV観戦しながらブログを書き始めました。

 赤紫色の、この植物は「アカザ」。漢字では「藜」ですが、とても書けません。出会ったのは、例のごとく智光山の薬草園。茎の先端の若葉も赤紫で、子供のころ走り回った原っぱや荒れ地でよく見かけた記憶があります。調べると、ホウレンソウの仲間で中国やインドあたりの原産、日本には遠い昔に渡来したそうです。元々は救荒野菜として栽培され、ホウレンソウのように若葉を茹でて食べたのだとか。ただし、結石のもととなるシュウ酸を含むので「食べ過ぎないように」と注意書きも。写真に撮った穂状のものはどうやら花のあと。一つが5ミリほどの花は花弁がなく、角が丸まった五角形で黄緑だとありました。名前の由来は不明です。

 ニワトリの餌にもなるから、英語では「Fat Hen(雌鶏)」。窒素分を好み、背丈は2メートルにもなって茎が木質化。軽くて丈夫な特性を生かして、お年寄りのための杖に。古くから「この杖を持つと中風の予防になる」という言い伝えもあったとか。葉の搾り汁は虫歯や虫刺され民間治療薬に使ったとありました。明日はリバーの練習日。さあ、藜の杖のご厄介になったとしても、テニスだけは楽しみましょうね。

(64蛍)


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
水戸黄門の杖 (iwa-maru)
2017-10-25 15:10:03
2~3年前に 、この「アカザ」と「杖」に出会った事があります。友達に誘われて、近くの綺麗な庭園を見せて頂きに出掛けた折、途中で見かけました。「何でこんなに大切に育てているのかなー」と不思議に思うほどしっかりと竹で囲われていました。気になって、そのお宅の人にお聞きすると、「杖を作るのですよ」と沢山の杖を見せて下さいました。
私達が見たのは5月。今頃は花が咲いているのですね。

コメントを投稿