凡夫の日常(たんたんぴー日記)

たんたんぴー(キジョラン)は綿毛のついた種です。風に吹かれてどこに飛んでいくやら。淡々坦々にも通じる気持ちです。

玄米食は有害か

2015-09-23 | 日記
 TVを見ていたら広島の78歳のお爺さんが筋肉ムキムキのボディビルダーとして紹介されていた。トレーニングは当然として何を食べて体を作っているのか。玄米ごはんと納豆は朝昼晩欠かさないという。じゃ玄米食にしようかとネットで調べるとプラスマイナスあると書かれている。中には短命、癌、糖尿病になるとまるで毒かのごとく書かれている。

 玄米食については昔から論争がある。将軍徳川家茂は白米食による脚気で若死にしたとか、江戸患いとは白米食による脚気であるとか白米も分が悪い。玄米はどうか太平洋戦争中食料が不足してきたので陸軍は米をついて白米にするのはもったいないと玄米食と白米食を栄養学の見地から研究した。その結果栄養学的に玄米は白米に劣るとして玄米食は強制しなかった。戦後の食糧難のときも玄米を一升瓶に入れ棒で突っついて白米にした。

 1960年代半ばに発芽を押さえる植物ホルモンのアビシシン酸が発見されこれがミトコンドリアに障害を与えるということが分かってきた。玄米を食べればアビシシン酸によりエネルギー代謝が悪くなりいろいろ不都合を起こす。胚芽米なんかアビシシン酸が一番多いところを残してはいないかと心配だ。玄米食は痩せると言うのはアビシシン酸の負の効果か。癌になったら玄米食を食えば癌の進行は抑えられるかな。
 
 玄米食の効果はTVの長生きムキムキお爺さんというポジティブ証拠もあるが、玄米、胚芽米は白黒決着がつくまで食べられない。厚労省、決着つけてくれ。

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