凡夫の日常(たんたんぴー日記)

たんたんぴー(キジョラン)は綿毛のついた種です。風に吹かれてどこに飛んでいくやら。淡々坦々にも通じる気持ちです。

ぴかぴか輝くスキー場は阿鼻叫喚恐怖のスキー場、恐らく百年に一度あるかないかの椿事だろう

2017-01-14 | 日記
40年近く前の1月半ば(成人の日で連休、土曜は半日の時代)土曜日の昼友人らと札幌からナイトスキーを目指して富良野に向かった。スキー場に近づくに連れてゲレンデが照明に照らされいやに輝いている。着いたらゲレンデがぴかぴかだ。何で光ってる?。リフトで上がって驚いた。何とスキー場が一枚の氷で覆われているのだ。アイスバーンどころではない、もはやスケートリンクだ。エッジはよほど立ててないと利かない。エッジ立てたままでもズリ落ちる。雪はちらちら降っているが風に吹き飛ばされ斜面を流れていく。気温はマイナス20℃で富良野では普通の気温だ。翌日ゲレンデに出ると凍っているのは3段あるリフトの2段目から下で一番上のリフトのところは凍っていない。この日も日中でマイナス20℃くらいだからスキー場はアイスリンク状態のままだ。転んで背中を下にしようものなら反転して立ちあがるのは困難で一番下まで滑り落ちる。あちこちで転倒し猛スピードで滑り落ちていく女性のキャーという恐怖の絶叫がゲレンデに響く。誰かにぶつかればもろともに落ちていくのだった。
この話を上司に話したら、前夜(金曜の晩)富良野を列車で通過したら土砂降りの雨だったということだった。真冬の富良野で土砂降りの雨が降り、すぐさまマイナス20℃になれば氷の山になるのはうなずける。珍しい体験だった。


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