凡夫の日常(たんたんぴー日記)

たんたんぴー(キジョラン)は綿毛のついた種です。風に吹かれてどこに飛んでいくやら。淡々坦々にも通じる気持ちです。

お盆だからというわけではないが不思議な話

2016-08-13 | 日記
神秘心霊体験をとくとくと語る人間は物事を自分の乏しい知識の中で納得しやすい結論にもっていく客観性に乏しい人間であるという考えは変わらないが不思議な出来事はある。
15年前、親父が息を引き取ったとき同じ病院の別棟に末期ガンで入院中の母親の様子を見に行くと麻薬治療で意識が混濁状態のはずなのに目を覚まして「驚くべきことがある。お父ちゃんが死んだ。」と言った。慌ててそれは夢、夢だと説得したが「おかしいなー死んだはずなのに」と納得しなかった。親父の入院を隠していたので分かるはずのないことなのだが不思議なことがあるものだ。親父は死ぬ数日前読めないようなよれよれの字で「〇〇(おふくろの名前)殿、××の局長(閻魔庁?、冥界の入り口?)の前で待つ。」と書いたメモを弟に渡したという。2か月後おふくろも亡くなったのでメモは棺に入れた。会えたのだろうか。

この不思議な出来事は兄と弟から葬儀のとき聞いた話(親父の書いた手紙は見た。)で、私は何百キロも離れた東京に住んでおり、親父が亡くなったときもおふくろが亡くなったときも何の胸騒ぎも感じなかった。まことに鈍感で両親のような夫婦愛を持たない不肖者かもしれない。

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