凡夫の日常(たんたんぴー日記)

たんたんぴー(キジョラン)は綿毛のついた種です。風に吹かれてどこに飛んでいくやら。淡々坦々にも通じる気持ちです。

束基礎(石)の沈下でも床を沈ませない

2019-05-12 | 日記
我が家の地盤は豆腐のように軟弱だ。東日本大震災を機に地盤が急に沈下した。沈下量は3~15cm、とんでもな沈下だ。基礎は沈下していないので床を支える束は床を支える大引きに留められているので束石の上に浮かんでいる。呑気なこと言っている場合ではない。束で床を支えていないの床はぶかぶかゆらゆら、太鼓の皮より揺れる。ということでリフォームを決心。

業者さんと話し合った。相手提案、ベタ基礎にする。12.5坪分なのに140万円と、バカ言っちゃいけない。確実な対策でないのに140万とは笑わせる。当方は大引きの中心部分にブリッジを入れたらどうか、それともダブルの大引きはどう。相手、・・・木を使うので白アリにやられるかも。鉄でやればいいじゃないか。相手、・・・。どうもやる気なし。大工の親方が用意していた土台(米ツガ)でヒノキの大引きと差し替え根太を2倍入れるということでとりあえずゴー。
米ツガの土台は長さ4メートル、重さ40キログラムほど、同じ太さで強度はあるがヒノキよりずっと重い。8畳間(幅2間)はヒノキと交換し根太を2倍入れた。乗ってみる。ヒノキの大引きよりかなり強いがほんの少しぶかつく、束は必用だ。今後束石が沈めば床下に潜って高さ調整する必要がある。これをやりたくないのでリフォーム決断したのに。ほんと頼りない業者だ。顧客満足度は10点だ。彼らはお金とクレームが心配なんだろう。言い訳出来てお金があまりかからないのが第一なんだろう。床下に潜るなって閉所恐怖症の身には辛い。束長さ調整だけで職人呼ぶのもお金と手間が嫌だ。また思ったらすぐやりたい性分だから。

次いで隣の6畳間、棟梁とやり方を話し合いながら既設ヒノキ太引きの隣に米ツガの土台を並べビスで固定した。本当は3か所くらいボルトで留めたいと言ったら棟梁はとんでもないという顔をした。穴を開けるのがそんなに大変なのか?。今朝の新聞には建築用のボルト、ナットが不足して入手しづらいという記事があった。こっちかな。大引きと土台2本は強度抜群、幅が1間半ということもあり根太を打ち付けるとびくともしない。束はなくても問題ない。でも束を用意しているのでつけるとか。
大引きダブル

土台の乗っている基礎の幅は5mmもない。これでも土台は落下しない。コンクリートもツガも頑丈なものだ。ダブル大引きこれが一番の解決法だ。安定感は抜群だ。


8畳間がダブル大引きにならなかったのは大引きの向きを90度回転させたから。既設のを取り外してしまうので横につけることはできないということ。なぜ90度回転かといえばバリアフリーの床にするため根太の並びを揃えるためだろう。どうせ根太の上に合板貼るのだからと思ったが不都合があるのだろう。この辺は素人の口出しは無用。あまり口出しすると鬼の顔になるかも。

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