凡夫の日常(たんたんぴー日記)

たんたんぴー(キジョラン)は綿毛のついた種です。風に吹かれてどこに飛んでいくやら。淡々坦々にも通じる気持ちです。

遺骨・骨揚げ

2014-11-04 | 日記
 火葬された遺骨はどうなる。普通は遺族が引き取ってお寺で供養する。全部を骨揚げするか引き取らない若しくは一部にするかだ。我が郷里では一部だ。残りは?。骨揚げしない遺骨同様火葬場が産廃として処理するようだ。遺骨を産廃扱いは死者を冒涜するものと考えるか既に物体になったのだから土に返すと考えるかは人次第だ。遺骨に執着するかしないか人それぞれ。先祖を大切に思い子孫にも家の繁栄を願う。この考えは社会を大切にするという行動にも通じるのではないか。家名を汚さない社会と宥和する考えは日本の風土でもある。
 遺骨を捨てることはどうか。社会と宥和することと矛盾しないと思う。遺骨がなければ祖先を大切にしないということでもない。でも何か物で祖先と繋がりが持てないし希薄になる。そのため墓があるのだろう。また、どのような葬儀をするかで地域の信用が違ってくる。人の死は社会的な意味合いがある。
 自分の死は単なる自分の死ではない。菩提寺を持たぬ身なら死ぬまでに結論を出さねばならない。


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