7年生クラス対抗百人一首大会
1グループに1組から5組の生徒が割り当てられて、それぞれのグループの中で何組が何枚とったかを競い合う大会が行われました。
先生がたが何枚かずつ札を読み上げていきます。
流暢に読み上げる先生、ヒントを言った上で読み上げる先生...とさまざまでした。
上の句で札を取りに行く強者もいて、会場は白熱した雰囲気に満ちていました。
なんとか札を手にする瞬間を写真に!と試みましたが、あまりの早業にとらえきれません。
先生チームも参加していましたが、なかなかに子どもたちのスピードが速く、たじたじの様子でした。
2年生道徳
(授業のはじめ アイスブレイクの様子) 「お友だちにどんなふうに声をかけるかな。」をめあてとして、
さびしそうに一人でいるお友だちに、あなたはどのように声をかけますか。
たくさんの意見がでてきました。
イラストのこのお友だちはどんな気持ちでいるんだろう。どんなことに気をつけなくちゃいけないだろう。
一人ひとりが一生懸命考えていました。
さて、そのポイントは、
子どもたちの考えを聞いて、「そうか、不安に思っているかもしれないから、にこにこしないとまた不安に思ってしまうよね。」と先生。子どもたちは、自分ごととして、いろいろ考えました。全体でポイントを確認しあいました。こうしてポイントを学んだら、隣のお友だちとロールプレイで実践です。
振り返りでは「自分にもこんなことがあった。次からはこんなふうにすればいいんだとわかった。」等、学びを深めた子どもたちもいました。校内研究授業として、789年担当の教員も含めて、複数の参観者がいました。
3年生道徳
道徳教材から。
震災にあった地域では、より深刻な被害の場所へ毎日のように救援の自衛隊車両や警察車両が向かっています。自分自身が被災した主人公でしたが、ある日思い立ってそれらの車両に向けて、朝は「行ってらっしゃい」夕方は「お帰りなさい」とプレートを持ってお見送りすることを始めます。冷え込みの強いある雨の降る朝、母は見かねて「今日はよしたらどう?」と伝えます。あなたならどうする?
一人ひとりの子どもの発言を板書します。「これって言葉と行動で伝えているんだよね」と投げかけていきます。
日頃から思うことは伝えるべき?それとも伝えない?投げかけられた疑問に子どもたちはうーんんと考えていました。
考えたことを黒板に貼り出します。
先生は「あえて伝えない」考えにしましたが、ほとんどの子どもたちが「伝える」と回答しました。すかさず「どうして伝えるの?」と質問すると、、、「思いは伝えないと伝わらない」にいきつきました。
人と人とをつなぐ、その大切さが伝わってくる授業でした。この授業も校内研究授業として、参観者がいました。
6年生道徳
"NIMBY"とは「Not In My Backyard(我が家の裏庭には置かないで)」の頭文字を取った言葉。公共に必要な施設だということは認めるが、それが自らの居住地に建設されることは...
「社会生活を支えている施設って?」病院、駅、学校、ゴミ処理場などなど、これらの施設が自分の家の裏にできるとしたらどうだろう?
「無くてはならない施設でも、家の近くにあると困る」このような問題をnimbyと呼びます。国内で起こっている実際の事例をもとにnimbyを理解していきます。
その後、班に分かれて、「もしなないろ公園に①動物園②遊園地③駅④飛行場を作るならどれを作る?」という課題について考えました。
賛成意見と反対意見を出しあい、それらを考察した上で、どれを建設するのがよいかについての意見交流へ。
その結果をトモリンクスを用いて共有しました。
便利だよね、でも車の渋滞が起こるよね、毎日遊びにいけるよね、でもにおいがあるかもしれないね。楽しそうだけど、うるさくなるかもしれないね、知らない人が来ることが増えてちょっと怖いね...等々。
社会からnimby問題が無くなるためには、複数の視野をもって考える必要があることがわかりました。
今日の3つの校内研究授業では、学年によって取り組む道徳のめあてはそれぞれ異なりましたが、それは学年の段階的な成長をふまえた設定であることがわかりました。