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チベットの暴動への対応、中国Youtubeアクセス遮断

2008年03月19日 04時25分55秒 | 中国情報
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この所、日本の報道ではチベット自治区ラサでの暴動について報道されていますが、中国国内ではあまり公に報道されておらず、ネット上でもラサの暴動についての報道規制されたり、3月15日前後からYoutubeへのアクセス遮断がされています。

中国では公にされていない様ですが、Youtubeへのアクセス遮断もチベット(ラサ)暴動への報道規制への対応でしょう。報道に規制をしいた所で、多くの中国人達は国外のニュースを読んでいる人も多いので、人の口に戸は立てられないでしょう。隠すされると余計に知りたくなると思いますが…。




最初は私の契約しているプロバイダーの問題かと思ったのですが、これは中国全土でYoutubeや国外のチベット暴動関連の記事へのアクセスを規制、遮断している様で、中国国内のネットでもBBSやブログに、チベット暴動に関する意見や報道等を書き込むと削除されていますし、検索、閲覧出来ないようにフィルターがかけられています。

また、一部ではYahooやGoogleのニュースページや「チベット」、「ダライ・ラマ」に関するキーワードを閲覧、検索できない様にしている様です。私の住んでいる広州ではYoutubeは現在も遮断中で、アクセス不可能。

私の楽しみの一つはYoutubeで日本の嵐の「宿題くん」を鑑賞する事なのに、Youtubeにアクセス出来ないので暫く「宿題くん」を観られません。シクシク…

まぁ、Youtubeがダメでも、中国には「土豆網」と言う動画サイトがあるので、そこで日本のドラマや映画、アニメ、TV番組が見れるので重宝していますが…。
今、毎週見ているのがNHK大河ドラマ「篤姫」と、「鹿男あをによし」を観ています。たまには日本のドラマを観ないと、日本に帰った時、私だけまるで浦島太郎の様で、日本に帰る度に友人に日本の流行について行けない不憫なやつだと思われています




チベット暴動の話から脱線してしまいましたが、「情報」から隔離されたり、正しい情報が得られないと、中国人も浦島太郎状態になり兼ねないと言う事です。ネットが使える人は、外部の情報を知る事が出来ますが、中国国内ではチベット暴動の正確な情報を伝えていない為、私の友人の中国人達は今回の暴動(独立運動)で出た死者が10名程度だと思っていた様です。実際、10名どころじゃないのに…。

知らないって恐ろしい事だなぁ…って思います。中国人の中には日本を中国と陸続きになっている「島」だと思っている人や、「日本は中国の一部」だとか言ってる人もいるので、一般人の国際理解の低さにビックリする事もあります。
日本が「島国」だと言う時点で、すでにどこの国とも陸続きでは無いのに。

この六、七年、中国で過ごして、中国の影響を受けた国、漢化された国や民族は自分達のモノ、自分達と主従関係にあると言う様な「小中華思想」が、いまだに根付いているのが分かります。



「そんな事ないよ」と思う人もいるかもかもしれませんが、それは中国の表面の良い部分、綺麗な部分しか見えていない、中国との付き合いが内部に秘める傲慢な部分や悪い部分を知らないだけなのかも知れません。
本当の意味で中国、中国人と付き合う、向き合うのは、そう言う嫌な部分を含めて向き合わなければならないと思う、今日この頃です。





ココシリ
チベット語で「青い山々」、モンゴル語で「美しい娘」を意味する、チベット最後の秘境の地“ココシリ”。海抜4700メートルの厳しい自然の中で、チベットカモシカの密猟者との戦いに命を懸ける、マウンテン・パトロール隊がいた。“守るべきもの”を守るため、命をかけて闘う男たち。“ココシリ”を舞台に、生きる意味、死ぬ運命を問う、心震える渾身の実話。
3,591円




セブン イヤーズ イン チベット (ニューマスター版)
1939年、ヒマラヤへ向かう途中、第二次大戦勃発のため連合国の捕虜となったオーストリアの登山家ハインリッヒ・ハラーは、収容所を脱走してチベットにたどり着く。西洋文明に興味を抱く若きダライ・ラマの家庭教師となったハラーは、彼との交流のうちに精神的に成長する。実在の登山家ハラーの手記に基づいた感動巨篇!
3,591円





バイマーヤンジン/チベットのこころ
■商品発売日 2004/03/24 ■品種 コンパクトデイスク ■商品説明 『徹子の部屋』への出演で話題になったチベット人歌手、バイマーヤンジン。故国の小学校建設活動を精力的に行なっている彼女のアルバムを全国流通化。チベット民謡の美しさが伝わってくる。
2,625円




李娜/青海チベット高原(青藏高原)
■商品発売日 2006/05/01 ■品種 コンパクトデイスク ■商品説明 中国の人気女性歌手がチベットの有名歌曲を取り上げた作品。哀愁たっぷりのものから陽性のナンバーまで、曲調はいろいろ。伸びと微妙なビブラートが魅力の歌で、彼女はそれらに対応。どこかノスタルジック、そしてその奥に雄大な自然が広がっているような感触も。
2,100円



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4 コメント

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ご無沙汰です (若林幸樹君)
2008-03-19 16:34:46
中国は食品問題に続き、続々と新たな問題が
噴出して来ますね。

米では、スピルバーグやリチャードギアやJクルーニーも五輪ボイコットを呼びかけているそうです。

今後の中国政府の対応がどうでるか・・・

そして五輪の行方が心配です。
返信する
若林幸樹君さんへ (KID)
2008-03-20 08:26:42
本当にお久しぶりです。
北京五輪、有名選手がボイコットなんて事にならないと良いのですが…。

中国は、まだYoutubeの規制を解いていないらしく、今日もアクセス出来ませんでした。Youtubeで「しげもっこり」を観るのが楽しみだったのに、日々の楽しみが一つ減ってしまいましたよ~
返信する
Unknown (solomon grundy)
2008-03-20 08:40:17
こんにちは!
日本の新聞報道も中国側にたった報道が
多いです。真実が見えません。
言われるとおり中国側の規制があるようです。
こんな川柳の記事が日本のブログにありました。

銃殺もなぶり殺しも事故でした!

そんなことのないようにして欲しい。
中国もオリンピックを控えているんだから、
もっとオープンに対応していないと、世界から
ボイコット運動が起こるよ。
返信する
solomon grundy さんへ (KID)
2008-03-20 09:02:24
こんにちは。
そうですね。今、中国の報道には透明性に欠ける所もあります。アメリカでも9.11テロ事件の際も報道規制をかけていた事も考えると、規模は違えど、国内の民族問題がある中国国内で独立運動(チベット暴動)について余りオープンに報道するのを避けたいのでしょうね。

つい先日も、ウイグル族少女による国内線飛行機のハイジャックテロ未遂があったばかりです。中国は多民族国家である分、政府と民族間の問題も多い国ですからね。

こんな事を書くと中国人は怒るかもしれませんが、一歩間違えば日本と中国は、今の中国とチベットの様な関係になっていたかも知れません。例えば、日本が中国と陸続きの国だったら、日本が敗戦した際に中国に取り込まれ、今のチベット人の様に辺境の一民族となる事だってあったかも知れません。一度失った国を復興するのは、多くの犠牲を払わなくてならないと思います。チベット自治区やウイグル自治区を見ても分かる様に。

私はこう言う民族間の紛争を見ると、「国を失う」ってこういう事なんだと思います。
返信する

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