別に遅れ様と思って遅れた訳じゃないが、理由は色々。
まずは社長が寝坊。もともと、社長がタクシーに乗って私の家まで迎えにくる約束をしていたので、私は朝5時起きで社長の電話を待っていた。しかし、待てど暮らせど電話が来ない。変だなと思って六時に電話をしてみると、まだタクシーにも乗っていなかった。オイオイ…。
六時半にやっと社長が迎えに来た。急いで荷物を持って部屋を出ると、マンションのエレベータの一つが修理中…、もう一つも中々降りて来ない。仕方なくトランクケースを持って階段から降りた。やっと、一階に下りてタクシーに乗ったが、もうam6:40…、空港まで高速道路を走って約20分…、本当にギリギリだった。…それにも関わらず、タクシーの運転手は車がオンボロなのを理由に高速道は走らず、わざわざ混んでいる普通の道路を通って空港へ。そんな事をしたばっかりに、30分経っても空港には着かず、おまけに空港そばの料金所を通ると同時に車がエンスト
何とか7:10に空港に着いて、いざ中に入ろうとすると空港で、税関申告書を書かされた。私は何も申請するものが無かったが、社長のノート型パソコンが申請対象だったので、正直に申請したが、申請表の書き方を間違えて3回も書き直しさせられた。そして、私が先に入って空港の職員にチェックイン・カウンターを尋ねると、全然違うカウンターを指差して『日本の東京行きの飛行機は『全部あそこでチェックインです』と言うので暫く並んでいたが、様子がおかしい。しかも、まだ社長が中に入れないでいる。私がカウンターのお姉さんに再確認すると、空港職員の手違いで別のカウンター(JAL)のカウンターを教えられたのだ!
急いで場所を移動すると、社長がやっと税関と通過してきた。カウンターに着いたのは7:25...、結局、飛行機の手続きは出来なかった。元々、8:20発の飛行機だったが、結局間に合わなかった。
遅れた私達も悪いが、広州の白雲機場と言う所は変な空港で、国際線のチェックイン・カウンターは空港のロビーから先に税関を通って中に入らないとチェックインできない仕組みになっている。急いで入る時に限って、余計に面倒な作りになっている
しかも、そこの空港を利用する度に思うのが空港職員の態度が良くない。喫茶店や食堂のウェイトレスの態度が悪いとかなら、もうスッカリ慣れっこだが、空港は国際的な場所で色んな国の人や色んな身分の人が出入りする場所で、国の玄関口と言っても良いはずなのに、そんなに態度が悪く、飛行機に乗り遅れてタダでもガッカリして気分が悪い時に悪態をつかれると、余計にイライラする。しかも、カウンターを間違えたのは明らかに空港職員の指示ミスだ。内心『お前らのせいだろ!馬鹿にするのも大概にしろ』と思ったが、言った所で相手は認めないので時間の無駄だと飛行機の時間を明日に変更して、会社に帰った。
会社に帰ると、同僚から『もう日本から帰って来たの?!』と言われて、ハハハと笑って誤魔化すしかなかった。
写真は東京国際ブックフェアの会場で取った、漫画家・一峰大二先生と。