先日、3歳の誕生日を迎えた龍くん。
というわけで、今年もアンパンマンミュージアムに行ってきました。
本屋さんに床屋さん、洋服屋さんに写真屋さんと、いろんなお店が軒を連ねています。
中にはジャムおじさんのパン屋さんも・・・。
主役の龍くんは、こけし・・・じゃなくて、メロンパンナちゃんにビビリつつ握手をしてもらいました。
大好きなアンパンマンたちに囲まれて、とってもご満悦のご様子。
今回は法事などが重なってしまった結果、1時間ほどの滞在しかできませんでした。
残念ながら肝心のミュージアムに入る時間がなかったので、また日を改めて遊びに行こうね。
当然のことかもしれませんが、龍くんにはまだ、誕生日という概念はありません。
きっとこの日も、龍くんにとっては節目の日ではなく、日常の延長にあるちょっと良い日くらいのことだったでしょう。
たぶん、今はそれでいいのだと思います。
誕生日に何を思っていくのか・・・、それはこれからの龍くんが少しずつ少しずつ、いろんなことを経験しながら気づき考えていってくれたらいいことです。
それよりも今は、子供の誕生日に、親が何を思うかのほうが大事なように思われます。
私は龍くんに、「生きて生まれて生きる」ことが、奇跡のように素晴らしいということを教えてもらいました。
それは、普通の妊婦さんにとっては当たり前のことでしょう。
けれど、当たり前の妊婦さんではなかった私にとって、赤ちゃんが「生きて生まれる」ことも、「生まれて生きる」ことも、当たり前ではありませんでした。
そして誕生日を迎えられることも、日常に延長があることもまた、当たり前ではなくて、有り難いこと。
そのことを命がけで教えてくれた龍くんと共に、私も副住職も親として少しずつ少しづつ成長していけたらと、思いを新たにする日となりました。