佐渡市東京事務所ブログ

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『おんでこ』を語るー首都圏佐渡連合会が文化講演会を開催

2013年09月19日 14時41分02秒 | ニュース

 梅雨が中休みの6月22日午後2時から、表参道・新潟館ネスパスにおいて、首都圏佐渡連合会第6回文化講演会を開催しました。

 佐渡出身者以外の方も含め会場一杯の78人が参加されました。講師は、佐渡からNPO法人佐渡芸能機構理事長松田祐樹さん(両津出身)をお招きし、『佐渡の鬼太鼓ーそれぞれの「おんでこ」-』と題しご講演いただきました。

 佐渡全島125の鬼太鼓は、豆まき型、一足型、前浜型、花笠型、潟上型の5つの型に分類されると解説された後、旧10市町村単位から23地区の「おんでこ」を選び、それぞれの地区の踊りの特徴などを映像と音響を用い、ユーモアを交えて解説されました。会場内に太鼓の音が響き渡る臨場感溢れ迫力ある講演は、参加者に深い感銘を与えました。

 参加者の一人から「私は、東京出身ですが『鬼太鼓』に興味があり参加しました。同じ目的の神事でも、地区ごとにその踊りが違うと知り、非常に驚いています。一つの島の中で、その多様性が現在に至ってもなお残り、伝承されている事が何とも素晴らしいですね。佐渡が増々好きになりました」(東京在住40代女性)と感想を述べていただきました。

 講演会終了後の懇親会においては、佐渡の食材料理と地酒を賞味しつつ、講師を囲みながら、あちこちにふるさとの祭りと「おんでこ」談義に花が咲いていました。

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