警察庁の特務機関、法医第九研究室、通称「第九」
ここでは死んだ人間の脳をスキャンして、
過去の記憶を映像化する「MRI捜査」が行なわれます。
その「第九」で、
家族全員を惨殺し、死刑が執行された露口浩一の脳がスキャンされますが、
死者の記憶に映し出された犯人は、露口浩一本人ではなく、
事件後行方不明になっていた娘の絹子でした。
原作は雑誌「メロディー」連載の、清水玲子さんの漫画です。
漫画原作の映画が多いよね~、最近特に。
愛読しているものだと、やっぱり気になって観てしまいます。
映画はいろいろ詰め込み過ぎの感じでした。
原作を読んでいないと???な箇所もけっこうあったし。
露口浩一とその娘の絹子の物語だけでよかったんじゃない?
その方が「隠したかった秘密」として感情移入もできます。
頭脳明晰で冷静沈着、
ついでに毒舌という「第九」室長、薪 剛は、
33歳なのに見かけは儚げな美少年、という設定です。
だから「第九」のメンバーの打ち上げ飲み会でも、
お店の人がこんなふうに・・・
生田くんだとちょっと大人過ぎるんだよね。
すべての事件の発端である教会での出来事、
それは忘れものの財布を着服しようとした貝沼を、
薪が同情とともに見逃したこと。
薪は「 あのとき見逃してさえいなければ」と後悔していたけど、、
そうじゃないでしょ?お金をあげたからじゃん?
万札を数枚、貝沼にめぐんだ(としか言いようがない)ときには、
それはないでしょ~!と、私は貝沼のほうに同情しちゃいました。
私だったら突きかえす!
しかし、これが相手が線の細い美少年だったら?
無垢な瞳で見つめてきたら?
複雑な感情は持てど、突きかえすなんてできないかも。
というわけでビジュアルはとても大事(笑)
この複雑な感情が、その後の事件の発端だと思うので。
もうひとつ言わせてもらえば、
いい大人の男が、昔々の洋画のヒロインのように、
なにかと失神してしまうってどうよ?
こう思っちゃうのもビジュアルのせいだよね。
「 人は見た目じゃないと学校で教わったでしょ」
と昨年のライブMCで沢田研二さんが言ってましたが、
( 沢田さんが言うと説得力があるような・・・ないような・・・・)
見た目で判断したり、許しちゃうこともあるのが現実です~。
後味悪いのをカバーしようと思ったのでしょうか、
幸せそうな笑顔の人たちの、ほんわか光景のエンディング、
とってつけたようで、かえって違和感がありました。
監督 大友啓史
薪 剛 生田斗真 法医第九研究室室長で、警視正。
青木一行 岡田将生 「第九」に配属された新米捜査員。
貝沼清孝 吉川晃司 史上最悪の凶悪犯。
露口絹子 織田梨沙 死刑囚露口浩一の娘。
三好雪子 栗山千明 法医第一研究所の監察医。
生前の鈴木の婚約者
眞鍋駿介 大森南朋 刑事
鈴木克洋 松坂桃李 薪の親友で「第九」発足時の捜査員。
斎藤純一郎 リリー・フランキー 精神科医
露口浩一 椎名桔平 家族を惨殺した死刑囚。
今井孝史 大倉孝二 第九捜査官
天地奈々子 木南晴夏 第九捜査官
岡部靖文 平山祐介 第九副室長
2016年8月公開
オトコと寝ている現場を覗き見する父親に向けた、
絹子の目の表情がよかったなあ。
モデルさんなんですね。
で、この映画がスクリーンデビューだって。
ここでは死んだ人間の脳をスキャンして、
過去の記憶を映像化する「MRI捜査」が行なわれます。
その「第九」で、
家族全員を惨殺し、死刑が執行された露口浩一の脳がスキャンされますが、
死者の記憶に映し出された犯人は、露口浩一本人ではなく、
事件後行方不明になっていた娘の絹子でした。
原作は雑誌「メロディー」連載の、清水玲子さんの漫画です。
漫画原作の映画が多いよね~、最近特に。
愛読しているものだと、やっぱり気になって観てしまいます。
映画はいろいろ詰め込み過ぎの感じでした。
原作を読んでいないと???な箇所もけっこうあったし。
露口浩一とその娘の絹子の物語だけでよかったんじゃない?
その方が「隠したかった秘密」として感情移入もできます。
頭脳明晰で冷静沈着、
ついでに毒舌という「第九」室長、薪 剛は、
33歳なのに見かけは儚げな美少年、という設定です。
だから「第九」のメンバーの打ち上げ飲み会でも、
お店の人がこんなふうに・・・
生田くんだとちょっと大人過ぎるんだよね。
すべての事件の発端である教会での出来事、
それは忘れものの財布を着服しようとした貝沼を、
薪が同情とともに見逃したこと。
薪は「 あのとき見逃してさえいなければ」と後悔していたけど、、
そうじゃないでしょ?お金をあげたからじゃん?
万札を数枚、貝沼にめぐんだ(としか言いようがない)ときには、
それはないでしょ~!と、私は貝沼のほうに同情しちゃいました。
私だったら突きかえす!
しかし、これが相手が線の細い美少年だったら?
無垢な瞳で見つめてきたら?
複雑な感情は持てど、突きかえすなんてできないかも。
というわけでビジュアルはとても大事(笑)
この複雑な感情が、その後の事件の発端だと思うので。
もうひとつ言わせてもらえば、
いい大人の男が、昔々の洋画のヒロインのように、
なにかと失神してしまうってどうよ?
こう思っちゃうのもビジュアルのせいだよね。
「 人は見た目じゃないと学校で教わったでしょ」
と昨年のライブMCで沢田研二さんが言ってましたが、
( 沢田さんが言うと説得力があるような・・・ないような・・・・)
見た目で判断したり、許しちゃうこともあるのが現実です~。
後味悪いのをカバーしようと思ったのでしょうか、
幸せそうな笑顔の人たちの、ほんわか光景のエンディング、
とってつけたようで、かえって違和感がありました。
監督 大友啓史
薪 剛 生田斗真 法医第九研究室室長で、警視正。
青木一行 岡田将生 「第九」に配属された新米捜査員。
貝沼清孝 吉川晃司 史上最悪の凶悪犯。
露口絹子 織田梨沙 死刑囚露口浩一の娘。
三好雪子 栗山千明 法医第一研究所の監察医。
生前の鈴木の婚約者
眞鍋駿介 大森南朋 刑事
鈴木克洋 松坂桃李 薪の親友で「第九」発足時の捜査員。
斎藤純一郎 リリー・フランキー 精神科医
露口浩一 椎名桔平 家族を惨殺した死刑囚。
今井孝史 大倉孝二 第九捜査官
天地奈々子 木南晴夏 第九捜査官
岡部靖文 平山祐介 第九副室長
2016年8月公開
オトコと寝ている現場を覗き見する父親に向けた、
絹子の目の表情がよかったなあ。
モデルさんなんですね。
で、この映画がスクリーンデビューだって。