あ・しねま・たいむ

今日も映画でまったり

シビル・ウォー キャプテン・アメリカ

2016-05-24 23:46:46 | 映画 2016
この作品は、
2011年の「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」
2014年の「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」
に続く、シリーズ第3作だそうです。
2015年公開の「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」での戦いから、
約1年後を舞台に物語が展開されてます。

じつは私、マーベル作品を観たのは、
昨年の「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」が初めてです。
派手なアクションものは苦手でしたが、
( 破壊される建物や車がもったいない~!と思っちゃうので・・・)
繰り返し予告篇を見せられて、観てみようかなあ、と。
で、はまっちゃったわけです(笑)
「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」では、
それぞれ物語を背負っているヒーローがいっぱい登場していたんだよね~。
この「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」では、
ヒーローがもっと増えてます。
増えすぎて・・・キャプテン・アメリカ派とアイアンマン派に分裂したあげく、
お互いに戦う場面があったのですが、
どこがどうなって、誰が誰と戦っているのか、入り乱れすぎて・・・。
私の頭では把握不可能でございました・・・・。



戦いの最中でもお喋りをやめないスパイダーマンだけは、
目立っていましたけど。

誰の台詞だったか、戦っているヒーローたちを見て、
「なんだあれは!コスプレばっかり」と呟いていたのが笑えました。

しかし、なんですぐに肉弾戦になるのよ~?
相手がガメラやキングギドラならともかく、
お互い人間なんだし、まずは言葉という武器を使って話し合いを!
と私なんぞは思ってしまったのでした。


・監督 アンソニー・ルッソ  ジョー・ルッソ
・スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ) クリス・エヴァンス
・ジェームズ・バッキー・バーンズ(ウィンター・ソルジャー) セバスチャン・スタン
・サム・ウィルソン(ファルコン) アンソニー・マッキー
・クリント・バートン(ホークアイ) ジェレミー・レナー
・ワンダ・マキシモフ(スカーレット・ウィッチ) エリザベス・オルセン
・スコット・ラング(アントマン / ジャイアントマン) ポール・ラッド
・トニー・スターク(アイアンマン) ロバート・ダウニー・Jr
・ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ) スカーレット・ヨハンソン
・ジェームズ・ローディ・ローズ(ウォーマシン) ドン・チードル
・ティ・チャラ(ブラックパンサー) チャドウィック・ボーズマン
・ヴィジョン  ポール・ベタニー
・ピーター・パーカー(スパイダーマン) トム・ホランド
・ブロック・ラムロウ(クロスボーンズ元ヒドラの戦闘員) フランク・グリロ
・ヘルムート・ジモ大佐 ダニエル・ブリュール
2016年4月公開

殿、利息でござる

2016-05-19 23:56:33 | 映画 2016
金貸しの先代浅野屋甚内が、
お金を数えている場面から物語は始まりました。
暗闇のなか夜逃げしようとしている家族を見つけ、
甚内は二階から声をかけます「あんたには銭を貸していたな」

元気のいいコメディタッチの映画かな?という予想は、
いい意味で裏切られました。
笑いも勢いも、ついでにハラハラドキドキもあるけど、
なにより泣けてしまうの、悲しくてじゃなく感動して。
それが何度も。
登場人物は、劣等感を持っていたり、狡かったり、見栄っ張りだったり、
そんな人たちがほとんどです。
でもそれを否定していないんだよね~。
そして、オセロで裏返したら、黒が白に変わるように、
人間像が180度変わる人もいます。

原作は磯田道史著「無私の日本人」所収の一編「穀田屋十三郎」
なんと、実話にもとづく話なんだって。
実際にあったことで、計画は成就したとわかっていても、
それでも二時間あまり、祈るような気持ちで観てしまいました。
最期は心底ほっとしちゃったよ~。
しかし、どの俳優さんもハマり過ぎ・・・
藩の財政担当の萱場さん、ついに一度も笑顔を見せませんでしたね(笑)

結弦くん目当てで観た映画ですが、
観てよかった、もう一度観たい映画になりました。
いい映画だったなあ。

結弦くんは、終盤、城内での謁見シーンでちょろっと登場?
と勝手に思いこんでいましたが・・・
違ってました。


この歩いてくる姿に、私は即反応。
顔は見えないままだけど、それでもオーラはわかる(笑)
歩き方もだけど、ふわりと座った動作が自然でした。
ほんとにお殿様だなあ、と思っちゃった。
若くして藩主になり、けどヤンチャなとこも残っている、
そんな雰囲気が、その姿や話し方から醸し出されてました。
本番まで、出演者にも殿役は誰がやるか知らされてなかったそうですね。
本番シーンで結弦くんが現れたとき、
出演者全員、本当にビックリしたようです。



仙台藩藩主伊達重村が浅野屋で書いた、
「寒月」「霜夜」「春風」
なんのために書いたかは、映画館でお確かめを。


・監督  中村義洋
・穀田屋十三郎  阿部サダヲ
・菅原屋篤平治  瑛太
・浅野屋甚内  妻夫木聡
・とき  竹内結子
・藩の財政担当:萱場杢   松田龍平
・肝煎:遠藤幾右衛門  寺脇康文
・大肝煎:千坂仲内  千葉雄大
・穀田屋十兵衛  きたろう
・早坂屋新四郎  橋本一郎
・穀田屋善八  中本賢
・遠藤寿内  西村雅彦
・先代浅野屋甚内  山崎努
・妻きよ  草笛光子
・加代  岩田華怜 
・穀田屋音右衛門  重岡大毅
・なつ  山本舞香
・代官:橋本権右衛門  堀部圭亮
・仙台藩第7代藩主:伊達重村  羽生結弦
2016年5月公開


エンドロールで流れた歌が、
RCサクセションの ♪ 上を向いて歩こう でした。
この映画、中国でも上映してほしいな。
中国には結弦くんファンがいっぱいいるもの。

ちはやふる 下の句

2016-05-17 11:44:02 | 映画 2016
   しのぶれど 色に出でにけり わが恋は
            ものや思ふと 人の問ふまで
                      平兼盛


試合会場では句が詠まれるたび、
全員がほぼ同時にバン!!!と札を取ります。
その勢いと部屋中に響く爆音を聞くと、たしかに畳上の格闘技です。
でも最強のかるたクイーン詩暢ちゃんは、ある人いわく「音のないかるた」
静かに、でも鋭く札を取ってゆく詩暢ちゃんは、
次元の違いをみせつけます。
8マンのような速さなんだよ~(例えが古いか・・・)
この詩暢ちゃんがなんとも魅力あふれる女の子で、
関西のイントネーションでズケズケものを言ったり、
妙なキャラクターグッズにハマっていたり、
スイッチがはいったときの笑みなんて・・・・
言葉では表現できないので映画でご確認ください。
しのぶれど・・・の歌からつけられたであろう名前に動じない、
堂々とした裏切りぶりです(笑)
新と同じく、そうか、こんな声でこんな話し方をしていたんだ~、
と再認識したキャラでもあります。

そんな詩暢ちゃんに一足先にミンチにされたにくまんくんは、
大津市のゆるきゃら「おおつ光ルくん」の陰に隠れて、
落ち込んでいました。

次にあたるかもしれない仲間のために、
少しでもクイーンを消耗させておこうと頑張る姿に感動したのに~。

最期のエンドロールで千早ちゃんと詩暢ちゃんが対決しているのは、
クイーン戦?
そしてまさか名人戦?新と太一が対戦していたけど。



・監督 小泉徳宏
・綾瀬千早  広瀬すず
・真島太一  野村周平
・綿谷新  真剣佑
・大江奏  上白石萌音
・西田優征  矢本悠馬
・駒野勉  森永悠希
・宮内妙子  松田美由紀
・若宮詩暢  松岡茉優
・原田秀雄  國村隼
・須藤暁人  清水尋也
・木梨浩  坂口涼太郎
2016年4月公開

ちはやふる 上の句

2016-05-15 22:42:54 | 映画 2016
   千早ぶる 神代もきかず 龍田川
          からくれなゐに 水くくるとは
                  在原業平


競技かるたは畳上の格闘技とも言われているそうです。
試合だとしても優雅なもの、と想像したら大間違い。
相対するふたりの、札の取り合いが凄いの。
龍虎対決とよく言うけど、
その龍や虎が部屋のなかにぎっしりと、うじゃうじゃと・・・。
格闘技なら、もうちょっとスペースを取ってあげないと、
なんて思ってしまったけど、実際も同じような環境なのでしょうか。



「大好き」なものをずっと「大好き」でいる、いられる、
そんな元気で前向きな千早は、ひたすら可愛いです。

幼馴染の太一(たいち)と新(あらた)はね、
原作を読んでいたので、最初はあれ?イメージが違う?
と思ってしまったけど、
( 太一のことを原田先生は、
 睫毛がバサバサだから、まつげくんと呼んでいるんだよね)
でも原作を読んでいなければ気にならないかも。
顔良し、成績優秀、スポーツ万能、女子にモテモテ、
というキャラの太一くんは、ちはやに対して一途な男の子です。

新については新たな発見が(ダジャレではない・・)
福井の方言で朴訥と喋っているのが、すごくすごくよかったの。
千葉真一の息子さんなんですね、ちょっとびっくり。

呉服屋の娘で古典おたくの奏ちゃん、
彼女の薀蓄を聞くのも楽しみのひとつです。


・監督 小泉徳宏
・綾瀬千早  広瀬すず
・真島太一  野村周平
・綿谷新  真剣佑
・大江奏  上白石萌音
・西田優征  矢本悠馬
・駒野勉  森永悠希
・宮内妙子  松田美由紀
・若宮詩暢  松岡茉優
・原田秀雄  國村隼
・須藤暁人  清水尋也
・木梨浩  坂口涼太郎
2016年3月公開

バッドマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生

2016-05-05 23:44:57 | 映画 2016
世界のどこかで誰かが「助けて~」と叫んだら、
飛んでいって助ける!
スーパーマンにはそんなイメージが定着してました。
「空を見ろ!」「鳥だ!」「飛行機だ!」「いや、スーパーマンだ!」
から進歩してなかったもので。
この作品の前作となる「マン・オブ・スティール」は、
観ておくべきでしたね~。
子供の頃に観た、あっけらかんとしたスーパーマンと、
まるで別人でした。
正義の味方も悩む時代なんだね。
今回の最大の売りである、バッドマンとスーパーマンの対決は、
どうこじつけて2人を戦わせようかと、かなり苦労しました?
母を人質に取られ、スーパーマンはバッドマンと戦うことになるのですが、
お母さんの救いを求める声を聞き(スーパーマンは遠くの声だって聞こえる)
かけつけ(スーパーマンは弾丸より早く動ける)
救出したほうが早いのに~こっちは人間相手だし~、
とか思いつつ観てしまったわ。
じっさい恋人は危機一髪で何度も救出してるんだよ。
ま、どっちにしてもこの対決はほんの15分程度で終了して、
メデタシメデタシとなったのでありました。

映画の終盤には怪獣登場!!
スーパーマンとその怪獣がビームの応酬をはじめたときには、
のけ反りそうになりました。
スーパーマンって目からビームを出すのか~。



ちなみに怪獣ではなく、ちゃんとお名前があります。
ドゥームズデイという名だそうです。
しかし映画では、生まれてすぐに暴れ出したし、
いつ、誰が名前をつけたんでしょ?

派手なエレキとドラムをバックに、
最期の戦闘場面、ワンダーウーマンが唐突に登場したときは、
のけ反るというより笑ってしまいました。
かっこいいけどね。
昨今の女性は強くなりました。



・監督 ザック・スナイダー
・バットマン(ブルース・ウェイン) ベン・アフレック
・スーパーマン(クラーク・ケント) ヘンリー・カヴィル
・ロイス・レイン(スーパーマンの恋人) エイミー・アダムス
・ワンダーウーマン(アマゾネス族の王女) ガル・ガドット
・レックス・ルーサー(レックスコープの社長) ジェシー・アイゼンバーグ

                        2016公開 アメリカ