少子化の問題の原因として、一番重要と云えるのが、家庭・家族に対する考え方や思い、または家族観だろう。あくまで個人的な印象であるが、日本は家族に対する考え方が外国に比べて違い、家族が良いモノである、または家族を大事にすると云う意識が低い様に感じている。例えばクリスマスだが、欧米諸国では家族と一緒に過ごすのが定番である。そこには家族を大事に思い、家族内の愛情を確かめ合うと云った雰囲気がある。一方日本ではお盆や年末年始に実家に帰る事はしているが、その意味合いは親孝行であったり、休暇を過ごす場所と云った意味合いの方が強く、”家族を大事にする”と云う考えに根ざしていない様に感じている。また若者の多くは正月であっても友達と合って遊んでいる事が多いのではないだろうか。
自分が子供の頃は、TVで家庭の良さや温かさを表現したドラマが少なく無かった、最近はその様なドラマが有る様には見えない。一時期は女性の社会進出や活躍にフォーカスを当てたドラマが多かったし、また社会や企業の様々な組織内での出来事を描写したドラマが殆どではないだろうか。或る独身の女性の作家が独身女性を主体にした本やドラマの脚本を沢山作成していた。この女性作家は独身であり続ける事による社会的な生き難さを解放するために、独身女性をテーマにした沢山の本を執筆し、多くの女性に勇気を与えた事については敬意を表する。しかし、そのために「独身でも良いんだ」と思ってしまった女性も多いのでは無いかと勝手に想像している。その様な女性の多くは一度は結婚に顎かれていたと思うが、結婚または恋愛に対する考え方・ハードルが高く、結果的に独身をつづけてしまったのではないかと想像している。その女性には是非結婚した女性が輝いている事をテーマにした本の執筆やドラマを脚本して欲しいと願っている。
家庭を持つ事が良い事だと思わなければ、そして子供を持つ事が楽しい事だと思わなければ、結婚して子供を持つ事はしないだろう。経済的な負担や社会復帰の難しさ、または極小住宅の問題などが有っても、家庭を持ち子供を持つ事の良さや楽しさを感じていたら、結婚して子供を持つ事をかんがえるであろう。家庭を持ち子供を持つ事の良さや楽しさを共有し、実感できる社会にならなければ、少子化問題は解決しないのではないだろうか。もしかしたら、この問題は「⑥経済を良くする」に匹敵する位に重要なのかもしれない。
現代を生きている人の中で、一体何割の人の親夫婦が仲良く、家族が幸せと思える家庭で育っただろうか。正直、少ないと思う。多くの家庭内で争いが頻発し、その家庭の子供はその争いを見ながら育っている。そして母親が子供の前で夫を誹謗中傷し、父親も子供の前で妻の暴力を振るっているのではないだろうか。そして多くの家庭では子供の高等教育の学費を捻出するのに苦労していて、その事を子供も知っている。その様な家庭に育った子供は、大人になってから積極的に結婚して家庭を持ち、子供を持つ事を選択するだろうか。一部の人は「自分は暖かい家庭を持つのだ」と考える人も居るだろうが、多くの若者は結婚+子育てに躊躇しているのではないだろうか。
この問題についての解決策は敢えて書かない。その理由はこの問題を解決するために為すべき事が余りにも沢山あり、沢山の事柄が積みあがった結果が現状にある。そして自分が見えている事は存在しうる解決策のごく一部であろう。それが余りにも個人的な理念や哲学に基づく考えであるため、反論も沢山有るだろう。
敢えて一つだけ解決策を書くとしたら、それはTVドラマなどで家族の良さや子供を持つ事の楽しさをテーマにした番組を放送する事である。日本人はTVの影響を受けやすいので、その効果は絶大であろう。
自分が子供の頃は、TVで家庭の良さや温かさを表現したドラマが少なく無かった、最近はその様なドラマが有る様には見えない。一時期は女性の社会進出や活躍にフォーカスを当てたドラマが多かったし、また社会や企業の様々な組織内での出来事を描写したドラマが殆どではないだろうか。或る独身の女性の作家が独身女性を主体にした本やドラマの脚本を沢山作成していた。この女性作家は独身であり続ける事による社会的な生き難さを解放するために、独身女性をテーマにした沢山の本を執筆し、多くの女性に勇気を与えた事については敬意を表する。しかし、そのために「独身でも良いんだ」と思ってしまった女性も多いのでは無いかと勝手に想像している。その様な女性の多くは一度は結婚に顎かれていたと思うが、結婚または恋愛に対する考え方・ハードルが高く、結果的に独身をつづけてしまったのではないかと想像している。その女性には是非結婚した女性が輝いている事をテーマにした本の執筆やドラマを脚本して欲しいと願っている。
家庭を持つ事が良い事だと思わなければ、そして子供を持つ事が楽しい事だと思わなければ、結婚して子供を持つ事はしないだろう。経済的な負担や社会復帰の難しさ、または極小住宅の問題などが有っても、家庭を持ち子供を持つ事の良さや楽しさを感じていたら、結婚して子供を持つ事をかんがえるであろう。家庭を持ち子供を持つ事の良さや楽しさを共有し、実感できる社会にならなければ、少子化問題は解決しないのではないだろうか。もしかしたら、この問題は「⑥経済を良くする」に匹敵する位に重要なのかもしれない。
現代を生きている人の中で、一体何割の人の親夫婦が仲良く、家族が幸せと思える家庭で育っただろうか。正直、少ないと思う。多くの家庭内で争いが頻発し、その家庭の子供はその争いを見ながら育っている。そして母親が子供の前で夫を誹謗中傷し、父親も子供の前で妻の暴力を振るっているのではないだろうか。そして多くの家庭では子供の高等教育の学費を捻出するのに苦労していて、その事を子供も知っている。その様な家庭に育った子供は、大人になってから積極的に結婚して家庭を持ち、子供を持つ事を選択するだろうか。一部の人は「自分は暖かい家庭を持つのだ」と考える人も居るだろうが、多くの若者は結婚+子育てに躊躇しているのではないだろうか。
この問題についての解決策は敢えて書かない。その理由はこの問題を解決するために為すべき事が余りにも沢山あり、沢山の事柄が積みあがった結果が現状にある。そして自分が見えている事は存在しうる解決策のごく一部であろう。それが余りにも個人的な理念や哲学に基づく考えであるため、反論も沢山有るだろう。
敢えて一つだけ解決策を書くとしたら、それはTVドラマなどで家族の良さや子供を持つ事の楽しさをテーマにした番組を放送する事である。日本人はTVの影響を受けやすいので、その効果は絶大であろう。
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