業務&ITコンサルタントのひとり言

コンサルティング活動を通じて感じることを勝手気ままに記載

富士山への入山料の是非と、富士山登山の問題点

2024年06月16日 18時00分06秒 | 社会全般
先月、TV番組等で富士山への入山料決定についての報道が沢山あった。そこでは入山料が高い・安いであったり、弾丸登山の是非などが会話されていたが、ここでは違う視点でこの是非を問いたい。それは、山小屋の品質の問題である。

自分自身、これまで200回以上登山をしているのだが、山で泊る場合の殆どはテント泊である。山小屋ではなく、テント泊にしている理由は大きく二つあるのだが、
・知らない人達と窮屈な所で寝たくない。
・山では質素なテント泊で自然を楽しみたい。(実は、お金が無い)
一番最初の登山がテント泊だった事もあり、そのやり方が当たり前だと考えている面もある。

山小屋には何回か泊った事はあるが、悪天候などで緊急的な場合とテント場が無い場合を除けば、自ら計画して小屋泊りにしたのは、新婚当初の妻を連れて行った時と、シーズン初めに一度山小屋を経験したいと思った時(この時は一部屋を独り占め)のみである。このテント泊が出来ない場所での宿泊は最低で、食事がとにかく貧しかった。メニューはレトルトカレーと少量のサラダで、こんな料理にお金を払って食べる事に腹立たしさを感じた。と言ってもテント泊の場合の料理も貧しく、レトルトや缶詰が中心のメニューであるが、小屋に泊ってのレトルトは許せないと思っている。

因みに、山小屋の中でも美味しい食事を提供してくれる所は沢山あり、その中でも南アルプスの南部の小屋の食事は美味しいと評判である。また有名な所では、白馬山荘や燕山荘など、綺麗で食事も美味しい山小屋は沢山ある。

本題の富士山の山小屋の品質に戻るが、富士山の山小屋での食事も貧しいと聞く。TV等で紹介されている食事の殆どはカレーであり、見た目は安価なレトルトカレーである。そして雑魚寝状態である。この様に、富士山の山小屋は、自分が泊まりたくないと考えるほぼ全ての悪条件が揃っており、その為過去には弾丸登山を行ったし、これからも泊まる積りは毛頭ない。

とは言うモノの、やはり富士山クラスの標高になると、高山病対策は必要だ。実際自分も高山病にかかり、結構辛い頭痛になっている。

そこで、ニつの改善提案を行いたい。
・富士山の山小屋の品質を良くする。特に食事の面で…。全ての山小屋が一気に変わる必要は無いが、徐々に改善して欲しい。雑魚寝しか出来ない様な山小屋も必要だろうが、多少はゆったりとした環境を提供できる山小屋も必要である。その追加費用は、入山料の一部として徴収すれば良いだろう。
・テント場を作る。7~8合目より上ではテントを張れる様な場所はないが、6合目辺りや佐藤小屋近辺だと多少は平坦な場所を確保する事は可能である。予約制を前提として、是非設置して欲しい。

そして、入山料を取ると同時に、入山者数を制限し、そして登山者の服装などもチェックすべきである。未だにサンダル履きで登山をする外国人が居るとの事である。その様な人は帰って頂こう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする