そして時の最果てへ・・・

日々の雑感や趣味の歴史についてつらつらと書き並べるブログ

情報の流し方、受け取り方

2008-05-28 00:34:58 | 雑感
北島康介の水着問題に関する報道各社の姿勢。

>北島、スピード社水着に初言及「興味なくはない」(スポーツ報知)
>北島“本音”漏らした…スピード社水着着用「興味ある」(サンケイスポーツ)
>北島 水着問題「うっとうしい」(yahoo!JAPAN)

同じ発言でも、メディアの報道の姿勢によって、印象が変わるというのは知っておいて損はなですね。書き手の手のひらで踊るなんて、ツマンナイ話です。

情報の発信者としては同じ内容を伝えるのであれば「反響の大きい」のに越したことはないわけで、よりセンセーショナルな見出しを選ぶ(創り出す)のは当然のなりゆきです。よしんばそれが誤解を与えかねない表現であっても、「結果的に読者に対し、この件についての関心を呼び起こすことができた」とうそぶける。

現代の「報道」というシステムが金を生むシステムと連動している以上、この性質はしかたがないと思ったりします。

なので少なくとも次のことを心がけましょうか。

・まずその記事の全文読むこと
・別新聞(報道)の同一記事と読み比べること
・その事件の背景をざっとでいいので調べてみること
・統計等は、ツッコミどころがないか批判的に考えてみること

そうすればきっと、「脊髄反射」的に湧いて出た感想よりも、輝いた意見が出てきますよ。