【人を「差」より「違い」で捉える】
現在、世界の人口は68億人以上、日本の人口も1億2000万人以上とされています。
これだけの人間がいても、誰一人として同じ指紋を持つ人間はいません。
それと同様に、親子であろうが、兄弟であろうが、双子であろうが、まったく同じ人間も存在しません。
同じ人間がいないということは、そこには必ず「差」が生じるということでもあります。
この「差」を「差」として認識し、「差をつけて楽しむ」のか、それとも「差」を「違い」として捉えて「違いを楽しむ」のか、その認識の違いでその場の進む方向も大きく異なってきます。
「差をつける」ことだけを追い求めてしまったタイプは違いを認めることができず、それはやがて「差別」という形になって現れ、能力のない人間を見下し、排除していきます。
その感覚が強くなりすぎると、その人にとって「差別」というものが正当化されてしまい、人類史上に起きたさまざまな悲劇の多くも「差別」が原因となっているともいえます。
多くの人が「差」をつけることを能力とし、それを追求する「競争」を生きることだと思ってるからです。
しかし、「差」ではなく、「違い」として捉えれば、人に対する見方は大きく変わります。
そういった感覚があれば人のミスも許せるようになるし、できない人間も認めることができるようになります。
この世にいろんな人間が存在するように、この世にいろんな色が存在するように、あらゆるものは「違って当たり前」と考える事も重要な事です。
社会や組織といった「差」を「差」でしか捉えられない環境は往々にして「窮屈」です。
窮屈であると、身も心も「硬く」なり、純粋に「楽しむ」事とはかけ離れていきます。
当クラブでは「ボクシングを楽しむ事」が一番の目的です。
この空間では、一つのレールに誰かれ乗せて、競わせるというものではなく、各個人の専用のレールで、各個人が一歩一歩、その人なりに精一杯進んで行ってくれたらいいのです。
身も心も、できるだけ「柔らかく」保って頂き、その人なりの「1mmの進歩」を積み上げていきましょう。
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